滑川温泉福島屋に宿泊:休日倶楽部パスで温泉巡り

JR東日本の企画切符大人の休日倶楽部パスで山形、岩手の温泉巡りの旅に出ました。今回は米沢市の滑川温泉福島屋の紹介を主に投稿します。

大人の休日倶楽部パスは連続5日間が乗り放題で、えきねっとで購入すればJR東日本内乗り放題で18,800円。指定席も6回利用可能。東京⇔新青森を往復するだけでも通常35,000円くらいするわけですから、かなりお得です。昨年は青森まで往復して酸ヶ湯温泉に連泊したのですが、数ヶ月前にチェックしたにも関わらず、この時期だけ酸ヶ湯温泉は満室でした。狙われているのかも?そんなわけで、比較的近い場所を選択したのですがそれでも充分安く使わない手はありません。

つばさ

まずは木曜日の夕方定時に会社をでて東京駅へ。「やまびこ」で福島に向かいます。指定席はほぼ満席だったのですが、自由席はすいているよう。特に「つばさ」用のE8系の12号車~17号車はガラガラで得した気分になります。

ルートイン福島

この日の宿はホテルルートインGrand福島駅前東口。開業からまだ一か月ちょっとの新しいホテルでとてもよかったです。

ルートイン風呂

一応大浴場は天然温泉とのことですが、成分表をみると土湯温泉の運び湯のよう。循環をしているはずなので、成分は期待できませんが、部屋のユニットバスに比べれば大きいお風呂に大満足です。

ルートイン部屋

翌日の金曜日はレイトチェックアウトにして12時まで仕事をしていました。静かな場所で机とwifiさえあればオフィスと変わらず仕事ができるのでいい時代になったものです。この日は午後半休をいただき、昼過ぎの米沢行に乗ります。

峠駅往路

30分ほどゆられて、降りるのは峠駅。スノーシェッドに守られた物々しい雰囲気の駅。左の奥の方に伸びる昔のスイッチバックの引き上げ線の跡は駐車場になっており、そこに宿の送迎車が駐まっていました。
そこから、離合難儀な山道を十数分走ります。以前、レンタカーで来たときは対向車にかなりハラハラしましたが、宿の方の運転なら安心です。

滑川外観

久々にきた滑川温泉。右側が自炊棟で左側が旅館部。本当の山奥にひっそりと佇む一軒宿で、木々に囲まれ空気が本当に美味しいと思います。

滑川部屋

部屋は旅館部では一番安い六畳間。このほかにはトイレ付きの綺麗な部屋や、昨年さらにリニューアルされた古民家和洋室なる部屋もあるそう。でも一人ならこのくらいの部屋がお似合いだし落ち着きますね。wifiはやや怪しい感じでしたが、ちゃんとつながりました。テレビもあり地上波は時々怪しくなるもののちゃんと映ります。この山奥でよく受信するなーと思いました。
源泉は3つ「上の湯」「中の湯」「下の湯」とあり、各浴槽でブレンドされます。湯量は豊富でもちろんかけ流し。源泉温度は40.4~53.6℃なので、加水も不要とのことです。

滑川露天

清掃中でしたが露天の岩風呂にいってみました。ご覧の通り水が抜けていますが、せせらぎを聞きながらのんびりできる一番人気のお風呂です。

滑川内湯

こちらが内湯。一応混浴ですが、女性用の内湯もあるので実質男湯かな?朝に入った時に、日の当たり方加減ですごく綺麗な少し白みがかった青いお湯になり、写真を撮りたい衝動にかられましたが、撮影禁止ということで自重しました。上記写真は公式HPから拝借しています。

滑川檜風呂

こちらが建物のすぐのところにある檜露天風呂。こちらも公式HPから拝借。やや湯温が低めで、のんびりするにはこちらがいいかも。夕方からは21:30までは30分単位の予約制の貸し切りで、その後は予約なしで独泉できます。
もう一つ女性用の内湯があるのですが、その画像はありません。何回お風呂に入ったかもう忘れてしまいましたが、一番多く入ったのは部屋から近い内湯でした。

つり橋

このつり橋を渡って20分ほど歩くと滑川大滝がみられるそう。雪の重みでいろいろなところがひしゃげていて、渡るだけでもかなり怖そう。一人なうえにかなりハードな道らしく自重しましたが、いつか行ってみたいですね。

滑川発電

水力による自家発電で一般家庭の7軒分の電力を発生しているとのこと。ちなみにひいきにしている八幡平山頂付近の藤七温泉は、近くの建屋で二基の大型ディーゼル発電機がうなりをあげています。

滑川夕食

こちらが夕食の膳。山奥の旅館ですが、手抜きなしのごちそうです。決して量は少なくないので、小食の身には一苦労ですが勢いつけて全部食べました。どれもおいしいのですが、お気に入りは蛤のお吸い物とデザートの杏仁豆腐いちごジュレかな。従業員は部屋に入らない方針で、膳は部屋の前に置かれます。そしてテーブルまでは自分で運ぶ仕組み。食べ終わった後は自分で部屋の前に置けば大丈夫です。
梅雨時の六月下旬というのに、この日の夜は晴れで星が綺麗。満天の星空のもとの湯あみと思い暗い細道を通って露天岩風呂に行ったのですが、木々が覆いかぶさっていて空は全然見えないのですね。残念。それならと檜露天風呂行ってみたのですが、やはり木々に囲まれて視界がもう一つ。とはいえ、上ばかり見ながら楽しい時を過ごしました。

滑川朝食

こちらは翌朝の朝食。ご飯がおいしかったのですが、全部食べられないのはこの米価高騰の時期だけに悔しい。配膳は自分でするのは夕食と同様です。

峠駅入口

翌朝は8時半ころ峠駅発の電車に乗るので、8時に送迎車で宿を出ました。峠駅にはたぶん姥湯温泉の宿泊客含めて20人くらい電車を待っていました。

峠駅復路

来た電車をみると満席で立っている人が沢山…土曜日朝の福島行は混んでいるのですね。30分ほどたちんぼうでしたが、運転席の後ろにいられたので退屈はしませんでした。

長くなりましたのでこの後の行程は追って投稿します。滑川温泉福島屋、やはりかなりいいです。旅館食はやはり苦手なので、二食付きではなく朝食付きのプランでもいいかな。自炊プランも試してみたいと思いました。

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