平成29年7月に和歌山湯浅町への小さな旅で醤油資料館の後に訪問した銭湯跡歴史資料館「甚風呂」について投稿します。
こちらも湯浅町の伝統的建造物の保存地区にあります。明治前期ごろの建造で昭和60年まで営業していた歴史的に貴重な建物で往時の生活様式を伝える資料館として町の財産となっています。こちらも入場無料でいかにも好みの施設です。
細い細い辻から入口に入るとそこはもう昭和以前の佇まい。正式名称は「戎湯」なのですが経営者の名前から「甚風呂」という名称が定着してしまったそうです。
子供の頃によく銭湯においてあったマッサージチェア?肩たたき機という名称のほうが相応しいか。
憧れの女風呂も撮影可です。
奥はもともとは経営者の住居でしたが往時の諸々が展示されています。ついつい見入ってしまう昔の看板。
大昔のレジ。「毎度ありがたう」とのこと。この「毎」の字はみたことがありませんがどういう字体なのでしょう?ググっても出てきません、誰か教えて?
それほど見るものが多いわけでもないので15分くらいで失礼しましたが、座ってすこしぼんやりしておけばよかったような気がしました。こういうところ何件も訪れていますがいつもどこでも心が和みます。近くを通りかかることがあったら寄ろうかなと思ったりします。