リニューアル後の足立区立郷土博物館を見学

先日の在東京の休日に足立区立郷土博物館を見学してきました。お目当ては千住宿の展示です。

東京に単身赴任をしてから、新宿、品川、板橋と区立の博物館を巡ってきました。これは「江戸四宿」の展示が目的です。すなわち甲州街道の内藤新宿、東海道の品川宿、中山道の板橋宿、最後に日光街道、奥州街道の千住宿で制覇?したことになります。
足立区立郷土博物館は建物や展示の改修のため休館していたのですが、先日リニューアルオープンしたばかりでした。ご覧の通り外観も綺麗で立派。キャンペーン中で200円の入館料も無料のうえ、館内クイズラリーなる企画もありプレゼントまで頂いてしまって恐縮です。

博物館外観

鉄道の駅からは遠く、亀有からバスに乗ります。「両さん」のマンガで有名ですが、この駅に降りたのは初めてでした。
入館してすぐの部屋にに足立区の歴史の展示がありました。徳川家康の江戸入府以降荒れ地だった土地に新田が開発されていったとのこと。以外だったのは隅田川はここまできても汽水域で塩分を含み、そのままでは水田用の水には使えずに上流から灌漑用の水を引いてきたのだとか。

ジオラマ

大目的の千住宿の展示も充実していてよくあるご覧の通りのジオラマ。隅田川の水運の要に位置して、青果の御用市場もあり、非常に栄えていて江戸四宿のなかでももっとも規模が大きかったそう。品川よりも新宿よりも栄えていたのですね。
ここは「美術博物館」を志向しているとのことで、「郷土資料館」ではなく「郷土博物館」なのだとか。入口すぐのホールは美術展示があり、この日は「香りたつ琳派の美」という企画展が開催されていました。

展示昭和

二階の第二展示室は「産業と暮らしの変化」というタイトルで、千住にあった火力発電所の「お化け煙突」についてや、定番ではありますが昔の家電の展示はいつみても楽しいです。セルロイドの人形の工程もあっったのですがちょっとグロくて、他のお客さんも「怖い!」と言っていました。

食事展示

壁面ギャラリーのこんなお食事の展示なども面白いですね。講堂は休憩所として使われていて足立区のPRビデオなど流されていて、眺めながらぼんやりと休憩もできました。小一時間見学して帰りは東京メトロの北綾瀬駅までお散歩。もとは支線の住宅街にある小駅だったと記憶していますが、大型の商業施設がオープン間近でこれから賑わいそうです。
ほかの区立資料館もふくめて東京の博物館はどこも綺麗で立派で金があるんだなーという印象。秋には「千住宿400年」という企画展も予定されているそうなので、また来てもいいかなーと思っています。

広告


ランキング/ご支援のワンクリックをお願いします

にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ 一人旅ランキング