先日、次男と長男と一週間ずらしてインフルエンザを発症して大変なことになりました。旅ブログに装いを変えた本ブログですが、以前のイクメンブログに戻ってその経過を投稿します。
我が家の兄弟は小学校に上がる前くらいにインフルエンザを発症した覚えがあるのですが、もう10年以上は大丈夫だったと思います。10代後半になって久々の感染発症というのも最新の流行株A型H3N2/サブクレードKってやつが原因でしょうか?
◆次男の経過
この週の月曜から水曜まで通っている高校はインフルで学校閉鎖でした。木金と学校に行きましたが、土曜日は特に問題なしでした。
□11/23(日)
朝早くパパが起きると珍しく次男はもう起きています。「咳が酷くて眠れなかった」とのこと。
昼過ぎに友達と遊ぶと行って出かけたのですが、夕方帰って来るとしんどいと言い熱を測ると39℃。これはインフルかもということで、即部屋で寝かせて、隣の部屋の長男は別の部屋に隔離させました。
夜遅めの時間には40℃まであがったうえに嘔吐。
□11/24(月)
この日は振替休日でしたが、家の近くの病院が輪番にあたっていたので電話して受診できました。
ママにいってもらったのですが、車の中で待たせてもらう形で検査も看護士さんが来てくれたとのこと。コロナ以降ここら辺の対応すごくよくなりましたね。
結果が上の写真の通りでインフルA型陽性。そりゃそうですよね。
見てくれた先生は「検査しますか?」「A型でましたけど薬出しますか?」みたいな調子だったらしく、ママはプンプンしていました。
「タミフルとイナビルどっちにしましょうか?」とも聞かれたそうで「どっちがいいですか?」と効くと「僕だったらイナビルですね」とのことで処方されたのは以下の通り。
・イナビル吸入粉末剤20mg
・カロナール錠500
イナビル吸入のうえ、朝の時点でまだ40℃近くあったので頓服のカロナールを飲ませて寝させました。
昼過ぎに測ると37.1℃、カロナールよく効くなと思いました。何も食べていなかったのでリンゴを食べさせたのですが、「しなしなしている」といい1/4しか食べません。長男の好きな「ふじ」ではなく「王林」だったのも失敗か。すごく汗をかいていたのでお湯で濡らしたタオルで体を拭かせました。
この日パパは単身赴任先の東京に行かねばならなかったので、後ろ髪を引かれつついったのですが18時頃また40℃まで上がってカロナールを飲ませたそう。
夜には38.5℃まで下がり、プッチンプリンを二個食べたのですが、夜遅くに下痢、嘔吐したので胃腸にも来ていたよう。
□11/25(火)
朝早く解熱剤の切れている時点で37.0℃ということでやや安心も、9時頃には38.3℃。おかゆを食べる。
夜には豚しゃぶとご飯を少し食べて見た目元気そうでお風呂にも入りました。
□11/26(水)
朝37.1℃。この日はママも仕事に行って、家で一人で寝て過ごしてもらいました。
パパは木金と在宅勤務にしてこの日の夜のうちに帰宅。だいぶ元気になっていて、ジェノベーゼのスパゲティを食べたいというので作ったのですが半分しか食べず。
□11/27(木)
朝36.8℃で熱はもう大丈夫そう。ただし咳がひどく食欲はナシ。
□11/28(金)
前日より殊更咳が酷く何も食べられないと言います。隣の部屋で仕事をしていたのですが、ゴホゴホ聞こえてくるので仕事に手がつきません。我が家には古い加湿器しかなかったので、慌てて昼休みに買いに行きました。加熱式の安いものにしましたが、部屋も少し暖まるのでよかったかも。この加湿器は追って長男の部屋に移動することになります。
夕方長男も発症したのでパパはパニック状態になりましたが、夜はオムライスを結構食べてくれました。
□11/29(土)
咳はだいぶマシ。何か食べられそうなものはないかときくと「フルーツサンド」というのでコンビニに買いに行く。
夜にはだいぶ咳は治まり、生姜焼きでご飯をいつもの8割程度の量を食べたと思います。時折咳き込むことがあり完調まではあと一歩。
□12/30(日)
昼前くらいまでぐっすり寝て、見るからに元気そうになり、明日は学校に行けそうということで一安心しました。
その後、久々の通学で疲れたのかあまり元気はありませんがほぼ通常通り過ごしています。
◆長男の経過
次男とは階上、階下と部屋を隔離して万全の措置をとったつもりでした。長男の発症は次男の5日後でタイミング的にはちょっと遅く、学校でもらってきたのかも知れず感染経路は不明です。
□11/28(金)
パパは在宅勤務だったのですが、15時頃「やばい熱がある」といって37.6℃を示した体温計をみせます。次男は上記の通り熱は下がったものの咳が残りまだしんどそうで心配していたパパは絶望。
18時前にはきっちり39℃まで上がり「解熱剤ほしい…」と言ってきます。あまりよくないとは思ったのですが、次男に処方されたカロナール剤500を飲ませました。なじみの耳鼻科に電話すると「すぐこれますか?」とのこと。ただ、熱が上がったばかりで反応が出ないこともあるので、明日の朝に開院後すぐ診てもらえると言って頂きました。本来は予約優先なのにありがたいことです。
何も食べられなかったのですが、夜遅くには38℃台まで下がったのでおかゆを食べました。
□11/29(土)
朝6時で38.7℃。またカロナールを服用。
8時半に耳鼻科で検査。また車まで先生が完全防備の体で検査に来てくれました。その後、スマホに電話が来てコロナが陰性なので、診察室まで来てくださいとのこと。いいのかな?このご時世でもコロナ>インフルという扱いなのでしょうか?カロナールが効いていたのか診察では37.5℃。検査はやはりインフルエンザA型が陽性で、下記のとおり処方せんをもらいました。この先生は有無を言わさずタミフルでした。
・オセタミビル錠75mg(タミフルの後発品)
・カロナール錠200mg
・アンブロキソール塩酸塩錠15mg(去痰剤)
・デキストロメトルファン臭化水素塩錠15mg(咳止め)
カロナールが200mgだったのは診察時に熱が低めだったからでしょうか?
家に帰ったあとはよく寝ていて、昼過ぎに測ると38.5℃。その後は39℃近くで推移していました。
食欲はあまりなかったのですが、夜は食べたいと言っていた枝豆とお茶漬けをいい勢いで食べました。喉が渇くのかポカリの1.5Lペットボトルを3本くらい空けて、頻尿でトイレに行くことが多かったです。
□11/30(日)
熱が上がってよく眠れないようで、夜中の3時頃自分の判断でカロナールを飲んでいました。喉が痛くあまり話したがらず、熱も40℃が普通くらいの状況。
終始ぐったりしていてスマホを見る余裕もなさそう。前回服用から8時間経過した昼近くにゼリーを食べてカロナールを飲ませたのですが、問いかけても反応が薄く、ポカリもあまり飲まず脱水症状にならないかととても心配しました。
17時頃には38℃台まで下がり、うどん半分と枝豆を食べる。スマホを見るくらいの余裕は出てきたようで一安心。このくらいから咳が出始めて次男と同じ推移だなと思いました。
パパはこの日のうちに東京に行く予定だったのですが、ママはこの日仕事で夜遅く、こんな状態の長男を残していくわけにも行かず月曜日も在宅勤務にしました。金曜日のうえに上長には言っておいたのでよかった。
□12/1(月)
朝38.4℃、咳が酷くて眠れなかったとのこと。夜中に軽い嘔吐。頭痛と喉も軽く痛いものの快方に向かっているのでは。
午前中は隣の部屋でパパは仕事をしていましたが、よく寝て咳もそんなにはしていません。昼には37.4℃でした。
もう家で一人にしても大丈夫そうなので、パパは夕方東京に行きました。
その後は咳が残ったものの水曜日には隔離期間も終了で、だいぶ元気になりました。
◆付記
医療機関の受診は次男が振替休日、長男が土曜日になったものの待たされたりしないでスムーズに受診できたのはありがたかったです。双方40℃近くの熱が続いて、特に長男はぐったりしている時間も長く、今年のインフルエンザの流行型H3N2/サブクレードKはかなり症状が重くなるのではないでしょうか。
水分とれているうちは大丈夫だろうと思っていたので、長男がポカリも飲めなくなってぐったりしていた時には一番心配しました。子供たちが小さいころ病気をすると心配で暗ーい気持ちになったのですが、コロナにかかって以来5年ぶりに同じ気持ちを味わうことになろうとは…
単身赴任で子供が二人とも病気になると正直さすがに厳しいですね。ママも仕事がかなり忙しいですし、次男がまだ熱の高いうちに東京に行ったのは失敗だったと思います。
長男が発症した金曜日から、土日はママが職場のイベントの関係で朝早く行って夜遅く帰ってきたのでパパは一人で看病していてかなりしんどかったです。食欲もなくなり1.5kgほど痩せました…。とはいえ、職場でワクチンを打っていたからか今のところうつっていないのは幸いです。
タミフルとイナビルがどのくらい効いたのかはよくわからないですが、カロナールはよく効くんだなと思いました。熱が40℃ともなると何も食べられなくなりぐったりしてこっちも見てられないという状況になるので助かったと思います。
パパは在宅勤務をしながら看病していたわけですが、やはり気になって生産性は低かったです。特に長男が発症した日の夕方は仕事どころではなくなり17時前に終業してしまいましたが、在宅勤務が普及したことに関しては本当に助けられました。
読み返してみるとひどい乱文ですが、今年のインフルエンザの状況は早めにお伝えしたいということで投稿してしまいました(言い訳)。


