先日の週末いつもの岩手花巻にある大沢温泉に一人旅に出ました。そこで開催されていた「もうひとつの鈴木敏夫とジブリ展」について投稿します。
何度も泊まった大沢温泉の菊水館ですが県道の手前の橋が崩落したことが原因で休館していました。橋は昨年復旧したのでどうなるのかと思っていたのですが、残念ながら旅館として復活することはなくギャラリーとして再開しました。
茅葺き屋根の建物は手入れがされていないようで心配していたのですが、自治体の支援を受けての改修工事が終了してこの企画展が開催された次第です。なんでも鈴木敏夫さんは大沢温泉をこよなく愛しているのだとか。
入り口には「菊水館」の看板が残っています。
手前の駐車場には「ハウルの動く城」のバルーンが。この映画は見ていないのでピンとこないのですが、家族連れが「すごーい」といって喜んでいたのでしかるべきものなのでしょう。
昔泊まった茅葺き屋根の宿泊棟はキレイに改修されていて5年ぶりくらいに立ち入りましたが所々懐かしいところが残っています。壁などがなくなると意外に狭い印象。
展示は「ジブリの世界の風景写真展」とあるとおり小規模な写真展で、ジブリ美術館やジブリパークなどと比べられては困りますが菊水館との記憶もあいまって普通の人以上に楽しめたように思います。
東京で開催されていた「鈴木敏夫とジブリ展」で配布されていた冊子を無料でいただけます。大きい方の冊子はすでに読みましたが3本のエッセイはとても面白かった。
大沢温泉は花巻市街から決して近いとは言えませんが6月の土日というのにお客さんはかなり多くて驚きました。12月までのロングラン開催ですが菊水館もこんなふうに有効活用されるようになったのは嬉しい限りです。また泊まりたいとの希望が叶わないのは残念ですが…