四日市で市立博物館を見学したあとはJR関西本線経由で奈良に帰ろうとしたのですが、大雨で運転見合わせとなりかなり車内で待たされました
四日市市立博物館をあとにしたのは11時ころ。ここで帰ってはもったいないということでどこか面白そうなところを探します。
GoogleMAPの美術館・博物館で検索したところ亀山の手前に庄野宿資料館というところを見つけました。宿場町関連はハズレなしということでここに決定。
最寄り駅はJRの加佐登という駅。四日市はJRと近鉄で1kmちょっとあります。雨は降っていないものの蒸し暑いのでバスで行きたかったのですが、乗り場もよくわからず結局歩きました。
ちゃんと時間を見ないで歩いたので、JR四日市につくと次の電車は40分後。何かお昼を食べようと思ったのですが、近鉄の周りはたくさんお店があるのにJR側には何もナシ。結局コンビニでおにぎりを買って済ませました。無計画に出かけるとこうなりますね…
加佐登までは電車で15分ほど。周りに何もありませんがいい駅です。目的の庄野宿資料館までは旧東海道を15分ほど歩きます。
庄野宿は東海道の45番目の宿で最後に設置された宿とのこと。歌川広重の「庄野の白雨」は浮世絵の中でも名作とされてその舞台となったところです。資料館の女性の館員さんが案内してくれたのですが、電車の時間に間に合うようにとお願いしたらかなりの早口で巻いて説明してくれました。
建物は江戸末期の油問屋小林家の住宅を創建当時に復元したものです。面白かったのは高札で、実際に掲げられた当時のものが5枚保管されていました。撮影禁止とのことで画像はありませんが、何百年前のものですから貴重ですよね。
見学していたらゴロゴロと雷の音が聞こえます。折りたたみの小さい傘しか持っていなかったので焦りましたが、なんとか駅まではもってくれました。
電車の時間まで15分くらいあったのですが、無人駅で雷を見ながらボンヤリ過ごしました。こういう時間の過ごし方もいいなーなどとのんきに思っていたのですが、そのあとはそれどころではなくなります。
帰りはJR関西本線で奈良に向かったのですが亀山から乗った列車では大雨のためにどうなるかわからないとの不穏なアナウンス。
一駅行った関で運転見合わせとのこと。スマホの雨雲レーダーをみると待てば何とかなりそうにみえたのですがようやく1時間で運転再開しました。やれやれと思った次の加太では対向列車が鹿と接触したので点検のためとのことで20分ほど停車。こんな大雨で鹿は何をしているんだ?
もう大丈夫だろうと思っていたら今度は伊賀上野でまた大雨で運転見合わせ。ゲリラ豪雨の雲は湧いてくるよう発生するようです。場合によっては亀山に引き返すという絶望的なアナウンスでしたが、幸いこちらも小一時間で奈良方面に向けて運転再開しました。
上の画像は木津川ですが、そこまで増水してはいないような?どういうことなんでしょうか?関西本線以外のJRや近鉄および伊賀鉄道は遅れなく走っていたのにひどいミスチョイスをしたものです。結局この座席に4時間も縛られる羽目になりました。
弥富の資料館がしまっていたところから始まって不首尾なことばかりでしたが今度はもうちょっと調べるべきところは調べて計画的に行かねばなりませんね。
四日市市立博物館に訪問した前編は下記リンクからご覧ください。