大人の休日倶楽部パスでの東北3泊4日の旅の二日目は秋田市内を街歩きして資料館をいくつかまわり盛岡を経由して藤七温泉に行きました。
この日は午前中は秋田街歩きをして、昼の「こまち」で盛岡に向かう予定でした。初日はまだ風邪が治っておらずしんどかったので、街歩きは諦めてギリギリまでホテルにいてスタバで粘って時間を潰すなんてことも考えていました。
幸い体調はだいぶよくなり、歩くくらいなら大丈夫そう。街歩きしなかったら何しに秋田に来たのかわかりません。
ドーミーイン秋田は久保田城跡にある千秋公園からすぐで、色々面白そうな資料館もあるので荷物を預けて手ぶらで出かけました。まずは公園をウロウロ。佐竹史料館という極めて惹かれる施設があるのですが建て替えで来年まで休館とのことで残念。
まずはすぐの図書館にある郷土文学館石川達三記念室。内容的には石川達三がすべてです。高校生の時に課題図書で「青春の蹉跌」を読んだくらいですが、ここの展示をみて問題作の多い反骨精神の強い作家という印象を強くしました。
続いて訪れたのが秋田市民俗芸能伝承館・ねぶり流し館。秋田の民俗行事および芸能の保存伝承の趣旨で開館した施設ですが主に展示は竿燈です。上の画像の通り竹の竿に提灯がたくさんついているものですが、あれを頭や腰に乗せてバランスをとりながら豊作を祈るというもの。一番難しいのは腰に乗せるものだそうで、手→額→肩→腰と難易度が上がっていくのだそう。
また隣には旧金子家という呉服の卸商の古民家の展示もありました。
最後は秋田市立赤れんが郷土館。旧秋田銀行本店です。盛岡には岩手銀行、弘前には青森銀行の旧本店も資料館になっているので定番なのでしょうか?一階の作りも同様である意味見慣れてしまっていますが、いずれも趣があってしばらくたたずんでしまいます。
いずれの施設も徒歩5分間隔ぐらいの位置で街歩きとともに見学するには最適でした。繁華街の川反の入口は昼間は寂しげですが夜になると賑やかになるのでしょうか?
あとはホテルに戻って預けた荷物を受けとり「こまち」で盛岡に向かいます。盛岡ではなぜか皆さん写真を撮っている「こまち」と「はやぶさ」の結合シーン。最近は盛岡に来る機会が多く見慣れてしまいましたが、やっぱりなんとなく気になってしまいますね。
今シーズンは随分お世話になった藤七温泉にレンタカーで向かいます。相棒はホンダのフィット。最近は縁がありますね。
前日の行程は下記リンクからご覧ください。