次男についで長男がコロナウイルス陽性判定でえらいこっちゃだった我が家なのですが、今度はパパが救急車のお世話になる事態になりました。
その日は人間ドックなので朝起きて尿を採取しました。その後ゴミ出しをして家に戻ってくると、どうもめまいがします。水を飲んで椅子に座って休んでいても治らずだんだん酷くなってきます。座ってもいられなくなり床に倒れてしましました。まだ二階にいたママを必死に呼びます。
福祉施設で働くママはそれなりの知見がありパパの状況を確認してまずは「救急安心センター」なるところに電話をして相談してくれました。その間にパパは激しい吐き気を催しトイレにほふく前進。朝からお茶と水しか飲んでいませんでしたが全部吐き出してしまいました。
電話で相談したところでは今病院に行っても専門医がいないからどうかという返事だったようなのですが、尋常ではない事態ということで救急車を呼んでもらいました。
ほどなく救急車は来て座った状態で救急車の中に運んでもらいます。意識の状態やちゃんと話せること、手足が普通に動くことなど確認して受け入れ先の病院探し。家の近くの救急病院が受け入れ可能との返事を頂いたようで搬送となりました。救急隊員さんが「この指みてください」というのでみたのですが、世の中ぐるんぐるん回っている感じで全然焦点が定まらない感じ。横でママも見ていたのですがあとで聞いたら「すごく揺れていた」とのこと。これが「眼振」なるものらしく救急隊員さんも「激しい回転性のめまい」と病院に告げていました。
吐き気はすごいし、目を閉じてもグルグル回っている今まで経験のないめまいで救急車の中でも吐きたいけど吐くものがない感じでそれはそれはしんどい。病院は近くて数分で到着して措置室のようなところに移動。ちょっと体を動かすと猛烈なめまいと吐き気が襲ってくるのでベッドをうつるのも難儀でした。
病院では血液検査からCT、MRIと検査をしました。そのたびに移動や体勢を動かす必要がありそのたびに酷い吐き気を催し実際吐きましたがでるのは胃液？だけ。看護士さんも「もう全部出してきたみたいね」とのコメント。その間に気づいたのですが、左側を下にして横向きに寝ると楽で仰向けでもつらくて逆向きは全然ダメという案配でした。CTやMRIは仰向けの状態でじっとしていなければならないので吐かずに乗り切る自信がなかったのですが、何とかクリア。MRIの「キーキーガンガン」といううるさい音ももはや気にする余裕がなかったです。
結果はすぐ出て脳には問題ないとのこと。めまいは脳か耳からくるものでそうなると内耳が原因で「頭位めまい症」ではないかという説明でした。その頃には左を下にして寝ていればめまいも吐き気も落ち着いている状態。めまいは早ければ3日、普通は1週間から2週間続くとのこと。吐き気が酷いので何も食べられないだろうから2日くらい入院してもいいし、大丈夫だったら家に帰ってもいいとのこと。少し休んで考えておいてほしいとのでした。
いい体勢で休んで、少し睡眠できるくらいだったので家に帰ることにしました。入院してしまうとママにも負担かけるからと思ったのですが、あとから聞いたらママは入院すればいいのにと思ったそう。
とはいえ車までの移動は大変。なにかにつかまらないと歩けないし、車に乗っても激しい吐き気。家に帰って一刻も早くいい体勢を取りたい気持ちでした。ママが支払いを済ませてくれて、車で連れ帰ってくれたわけですが家から数分の病院でホントによかった。ちなみにCTもMRIもしたので1万円を超える支払いになりママは手持ちが少なくてハラハラしたとのこと。
落ち着いてから耳鼻科にいって欲しいと言われたのですが一応下記薬を処方していただきました。
・メトクロプラミド錠5mg「トーワ」
・ベタヒスチンメチル酸塩錠6mg「日医工」
吐き気止めの頓服とめまいの薬ですね。
家に帰ってからはいい体勢で寝ていましたが、油断して少し動くたびに激しいめまいと吐き気に襲われて二回ほど吐きました。吐くとやはり少しスッキリはします。この日は何も食べられずポカリを飲むばかりです。飲もうとして起きると吐き気に襲われるので困ったもの。左を下にして横に寝るという体勢でひたすら寝ているのもつらいものではあります。
人間ドックは検診先にママから電話してもらってドタキャンになってしまいました。会社にも救急搬送された旨、連絡してもらいました。
ママは午後から仕事に行きましたがだいぶ迷惑かけました。夏休みが終わっていた次男は救急搬送中にちゃんと学校にいってくれたようです。コロナからの病み上がりの長男はまだ夏休み中でどうだったのかもうわからないのですが、知らぬが仏といったところか？
以上、発症日の経過を投稿します。救急車で運ばれた時は「これ死ぬのかも」くらいに思ったのですが、脳に異常はなくてよかったです。まだまだ続きがありますので追って投稿します。