先日の週末一人旅越前大野行きの後編を投稿します。お蕎麦のランチの後は資料館二つの訪問と散策です。
お蕎麦を堪能した後は資料館巡りです。まずはお城の近くにある大野市民俗資料館へ。明治時代の裁判所の建物だそうですが「すむ」「たべる」といったテーマで昔の写真や道具が展示されています。
こうした資料館はよく訪問するのですが、なかなか充実していることと自身のルーツでもある思い入れのある街のためか、思った以上に面白く見学しました。おもちゃや衣服など生活に密着した展示物が特に気になりました。
お城の登ることも考えましたがここで疲労すると後が困るので予定通り大野市歴史博物館に向かいます。子供の頃に何回も来た街な訳ですが歴史などを調べたことはありません。展示の中で面白かったのは参勤交代時のルート。現代の福井を経由するルートではもちろんなくてかなり山深い峠道を越えて岐阜に出るとのこと。あとは幕末水戸の天狗党のお尋ね者が領地内を通過するということで大騒ぎになったことなどが興味深かったです
その後は隣の図書館で郷土資料を読んで時間を使いました。両親のルーツになるような資料があればと思って探してみましたが、母親は街外れの農村地、父親に至っては山奥の集落出身で資料は街中のものに終始していて何も見つかりませんでした。期待していたわけでもないのですが少しガッカリです。
予定していた越美北線まで間が持たず遺憾ながらバスで福井に戻ります。この街ならいくらでも過ごせると思っていたのですが、案外で寂しい気分になりました。
福井からはサンダーバードで京都に戻ります。復路はより空いていましたが疲れていて爆睡。あっという間に京都に着いた感じです。
期待していた越前大野行きでしたが、もう一つ楽しめなかったような…
お蕎麦は美味しかったし民俗資料館など面白いところはたくさんあったのですが、懐かしさに浸れるようなところがなかったのが物足りなかったのかもしれません。といっても今回訪れた大野市街の中心部は子供の頃もそう多く訪れたわけでもないので当たり前ではあります。今度は車で行って、父親の実家のあった山奥など子供の頃に訪れた懐かしそうなところを目指して再訪しようと考えています。
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