3月下旬の3泊4日東北ひとり旅最終日の行程を投稿します。かみのやま温泉から山形にでて街歩きを楽しみました。
前日からくしゃみ鼻水と風邪の症状があり場合によっては午前中の新幹線に変更してどこも行かずに東京に戻ろうかと思っていました。幸い朝には回復傾向でなんとか街歩きはできそう。
最初の目的地は山形県郷土館文翔館。駅からは3km近くあるので路線バスに乗ります。
市役所前のバス亭を降りると正面にこんな立派な建物がみえます。大正5年に完成した旧県庁舎で、昭和50年まで現役で使われていたとのと。
展示はすこぶる充実していて、特に面白かったのが「記念碑の回廊」という明治9年の山形県の成立から現代までの県の歴史の展示室。現代史好きとしてはたまらないものです。
もう一つ面白かったのが山形の文学の展示。山形県出身の作家では井上ひさし、丸谷才一など色々いますが、なんといっても個人的にイチオシの作家藤沢周平。多くの展示があったわけではないのですが嬉しい。そういえば庄内は山形県でしたね。また鶴岡に行きたくなってしまったので困ったものです。
こちらが明治時代の県庁の事務室を再現したものらしいです。ありがちですがNHKの連続テレビ小説をみているみたいです。
こんな案配で大いに楽しんだのですが、料金は無料。山形県民の税金で運営されていると思うのでなんか申し訳ない。800円くらい徴収されても文句言えないほど量も質も充実した展示と思うのですが…
体調もなんとかもって気分もよくなり次の目的地「最上義光歴史館」へ。ここを経由して駅まで行くのでかなり距離はありますが歩くことにします。
義光は戦場で鉄の指揮棒をもって指揮していたそうで、複製ではなく現物が展示されています。
本人が戦で着用していた兜の展示もありこれも現物。織田信長から贈られたもので、上杉との戦で銃撃を受けた穴まであります。貫通せず義光は無事だったそうですが、当時の鉄砲の威力ってそんなもんなんですかねぇ?
時間に余裕があり歩きづめだったので映像コーナーで休憩。館内は撮影禁止なので画像を載せられないのが残念です。
あとは駅に戻って帰るだけなのですが、是非お昼にラーメンを食べたいところ。山形は人口あたりのラーメン店の数が日本一ということです。名物の冷やしラーメンを食べたいところですが、さすがにそれには時期が早いので、ルート上にあるよさげなお店で醤油ラーメンを頂きました。これは美味しかったです。
行きたいところはまだいくつかあるのですが自重して、東京に戻ることにします。「つばさ」は初めて乗ります。だいぶ疲れていたのかずっと寝ていました。
暖かくして寝ていたので体調もよりもどってきたので、もっと欲張ればよかったと思ったのですがまた山形行きたいです。こんどは暑い季節に行って冷やしラーメンも楽しみたいところ。