岩手温泉めぐり:日本秘湯を守る会/松川温泉峡雲荘に宿泊

出張帰りに岩手温泉めぐりの旅の二日目に宿泊した日本秘湯を守る会の会員宿、松川温泉峡雲荘について投稿します。

前日までの大沢温泉に宿泊および同じく秘湯を守る会の宿、藤七温泉での日帰り入浴の行程については下記リンクをご覧ください。

こちらは自炊部があり数回お世話になったことがあるのですが、旅館部に泊るのは初めてです。そもそも一人で泊めてもらえるとは知りませんでした。「日本秘湯を守る会」の宿でもあります。

部屋

通されたお部屋はこちら。6畳間の安いプランで予約していたのですが8畳間でした。大沢温泉も空いていましたがこちらも空室がちらほらでこの時期は岩手も空いているのでしょうか。外人さんの姿も見られません。5月の下旬は天候も良く旅に出るにはいい季節だと思うのですが、一般的には閑散期なのでしょう。

ロビー

ロビーの前に広い綺麗な庭がありここでもゆっくりできそう。wifiはロビー中心にありますと書いてありましたが、部屋でもバッチリ入りました。全部の部屋ではなくロビーに近い部屋だけなのかな?
夕食は部屋食です。旅館でよくある大広間だと一人が身に沁みるのでありがたいかも。そしていつも食べきれるか心配になる旅館食。お昼は粗食にして備えていたおかげできっちり残さず食べられました。

夕食1

お刺身の奥にあるのは幻の魚「イトウ」で初めて食べましたが淡泊で美味しい。そのほかはイワナとニジマスといった川魚です。山奥の温泉旅館でマグロなど出てくると興ざめしますが、そのほか山菜など山の幸メインで好印象です。

夕食2

お酒は飲まないので、少し遅れて運ばれてきたご飯、お味噌汁とデザート。鍋は名物の「ホロホロ鳥鍋」。ホロホロ鳥はアフリカ原産、日本では岩手でしか飼育していない貴重な鳥の肉で良質なタンパク質とミネラルも豊富だとか。淡泊でこちらも美味しかったです。

温泉

温泉は改装中で女性用内湯と露天風呂が工事中でした。男性用の内湯と露天風呂を男女交換で使う形になっていますが、そのため工事の終わる6月まで割安で泊まれます。こういう所も良心的ではないでしょうか。
弱酸性の単純硫化水素泉は乳白色で、「濃い」感じの温泉です。露天風呂は以前は混浴でしたがこのときは工事中ということで男女入替えになっていました。写真は撮っていませんのでお風呂の様子は公式HPをご覧ください。以下にリンクをつけておきます。

松川温泉峡雲荘:温泉のページ

自炊部に泊ったのはもう10年くらい前ではないかと思うのですが、内湯は非常に綺麗になっていてこれはいい。以前は露天風呂との行き来は身をかがめて小窓を出て通る怪しげな行為が必要でしたが、立派なドアができていました。
松川温泉には3件の宿がありすべて行ったことがあるのですが、そのうちの一軒「松楓荘」が先日営業停止してしまってショックを受けていました。こちらはより人気の宿と認識していますが、このような投資ができるくらいなら今後も安泰ですね。

朝の散歩

翌朝は「朝の散歩」に参加しました。こちらも以前一度参加したことがあるのですが面白かったです。いろいろ写真もとったので追って記事を投稿します。

朝食

朝食は大広間でしたがこちら。「ドラゴンアイ」を見にいくと張り切っていたので早めにサッと食べてしましました。
8時頃に精算をして宿を出ました。もともと温泉も従業員の対応もすごくいいところでしたから内湯が綺麗になってまた行きたいところです。自炊部でまだ泊めてもらえることを確認しましたので、今度は自炊部かな?あの温泉で素泊まり4000円は大沢温泉に勝るとも劣らないコスパかも知れません。

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