二泊目の松川温泉峡雲荘自炊部の紹介と東京までの帰路について投稿します。ここは旅館部もいいですが、白濁した濃い温泉を安く楽しめる自炊部もいいですね。
松川温泉峡雲荘に泊まるのは多分4回目だと思います。夏ばかりで冬は初めてです。昨年初夏に旅館部に宿泊したのですが、このときはお風呂が工事中のため割安でした。
自炊部に前回泊まったのは記憶が定かではありませんが、10年以上前だったと思います。てっきりもう自炊部はやめてしまったと思っていたのですが、先日旅館部に泊まったときに案内が出ていたので、今回は安く泊まろうと思った次第です。日本秘湯を守る会の会員宿ですが、残念ながら自炊部の利用ではスタンプは捺して頂けません。
自炊部は大浴場のさらに先の、こんなところに入っていいの?というところにあります。
こちらが自炊部の部屋。アメニティなどは皆無ですが、大沢温泉と同じなので問題なしです。残念ながらwifiは自炊部まではきておらず、ロビーで使ってくださいとのこと。テレビも地上波だけですがあるだけましかも。地熱の暖房がよく効いていて部屋はとても暖かいです。以前どこかの紹介記事で真冬でも暑いくらいと書かれていたのですが、そこまでではなく適温でした。
お風呂などは旅館部と共通なので、以前投稿した下記記事をご覧ください。
もちろん自炊をするための設備はきっちりあります。大沢温泉のようにガスが有料だったりすることもないです。レトルトカレーでも作ろうかと思っていたのですが、お昼のじゃじゃ麺が案外に量が多く、コンビニおにぎりで済ませてしまったので結局炊事場は使っていません。
ちなみに周りにお店など皆無なので、食料はちゃんと用意していかないと飢えます。この日もふとんでのんびりして、入りたいときにお風呂にはいる至福の時を過ごしました。
朝に自然ガイドさんが30分ほど宿の周りを案内してくれる「朝の散歩」というのがあるのですが、さすがに真冬はお休みのよう。
帰りは10時前の路線バスです。行きと同じように八幡平温泉まではボンネットバス。後ろからみると丸っぽくてなんとなくかわいい。
途中の八幡平温泉のホテルで普通のバスに乗換えて盛岡駅に向かいます。往復2,700円でレンタカーより遙かに安いわけですが、片道二時間以上かかるでちょっと考え物です。復路のバスは高速バスのようなタイプでトイレまであったので、長時間の乗車も安心でした。
盛岡には定時につきました。毎回そうなのですが、ここまで来ると一刻も早く帰りたくなり、予定していた1時間前の「はやぶさ」に変更して帰りました。昼近くだったので30分前でもE席が予約できてラッキーです。この時期は東北新幹線も空いているのでしょうか。
久々に泊まった松川温泉郷雲荘の自炊部ですが、思っていた以上によかったです。一泊4,000円と格安で白濁した濃い温泉に好きなだけ入れます。真冬でも地熱暖房で館内がぽかぽかというのもいいですね。きっちり食料を用意してまた行きたいと思います。
前日までの記事は下記リンクをご覧ください。