昨年夏の人間ドックで見つかった「肝腫瘤の疑い」について昨年末ようやく病院に行ったのですが、その後MRIを二回受けることになり先日ようやく経過観察でOKという結論になりました。
人間ドックの所見は「肝腫瘤の疑いあり消化器内科を受診のこと」ということです。こちらとしてもいろいろググってみたのですがそれほど重篤な感じではないので3か月ほど放置していました。
そもそも消化器内科といってもどこに行ったらいいのかわかりません。そこそこ大きい病院ということになるので数年前にできた生駒市立病院にあるとのことなので渋々行くことにしました。
全くの初診で予約はできるかと電話で確認したところNG。木曜日の午前診は初診専用ということで会社を午前半休して昨年末に受診してきました。小一時間くらいは待ったと思うのですが想定ほど長くはなかったです。診察してもらうと人間ドックのエコーの画像だけじゃなんもわからんとのこと。それはそうでしょう。
とにかくこちらでも検査してみないとということなのですが、造影剤有無/CT or MRIという4通りでどれがいいかと選ばされました。正直よくわからないのですが、造影剤というのも大業で造影剤なしのCTはあまり意味がないとのことで、造影剤なしのMRI検査を予約してその日は終了。今日明日どうこうということではないとのことなので多少は安心しました。
一か月後の年明け土曜日にMRI検査だったのですが、そのころパパの職場でコロナが多発していて日延べしようかと悩みました。行ってから受付に聞こうと思ったのですが、そんくらいなら全然大丈夫みたいな感じでともかく検査です。
CTは毎年の人間ドックで検査されているのですがMRIは初めてでどんなもんか不安です。当日の朝食を抜いて金属は少しでも身にまとうことは許されないとのことですが、検査服に着替えて検査に臨むと20分くらいかかるとのこと。ヘッドフォンをされたのでどういうことかと思ったら、ギーッ、ジーッ、カンカン、ピコピコなどそれはそれは騒々しいことこの上ないです。強力な磁場を発生させるのでしかたないとのこと。ヘッドフォンや耳栓など騒音対策しないと「うるさくて死ぬかと思った」ということになるらしいです。
待ち時間が一時間ほどあるので、近くに東生駒駅のマクドでちょっとだけ食べて診察に臨みます。もういいだろうと期待していたのですが、人間ドックのエコーで見つかったもの以外にも小さい肝腫瘤のようなものが3つほどあるとのこと。悪性の腫瘍であることは全否定はできないといわれました。悪性だとしても原発性であることは考えづらくどこかから転移した可能性はある、そしてすい臓にちょっとした影があるので、やはり造影剤有りでMRI検査をもう一度受けることをお勧めしますと言われてしまいました。すぐでなくてもいいので三か月後くらいでもいいですとのことなのですが、一か月後でまた予約しました。
言われてすぐは正直事情がよく呑み込めなかったのですが、最悪のケースとしては肝腫瘤と見れらていたものは悪性の腫瘍ですい臓がんから肝臓に転移したものの可能性を否定できないということになります。それってステージⅣのガンではないですか？これはだいぶ動揺…でも、三か月後でもいいということですからそんなにヤバいことはないんだよなーなどと自分に言い聞かせつつ、ちゃんと質問できなかったことを後悔。あれこれ調べると余計心配になるのでその後はあまり考えすぎないように心がけて過ごしました。
そんなわけで先日、造影剤有りでのMRI検査受けてきました。今度は点滴で造影剤を投与しての検査になり、時間もだいぶ長くて40分くらいかかったのではないでしょうか。点滴をするので長袖のヒートテックは脱がねばならず、ちょっと寒い中で例のギィージィーガンガンコンコンという騒音の中で早く終われーと思いつつじっとしていました。
その後の診察では良性の血管腫？が二つでまあ経過観察で大丈夫でしょうとのことです。すい臓は？とか肝腫瘤は三つじゃなかったっけ？とか聞いたほうがよかったのですが怖いのでやめてしまいました…造影剤をいれるとその影の中に少しずつ浸透していくのでMRIを時間かけて検査する必要があるとのこと。それはなるほど！という感じでした。
これで無事無罪放免ということなのですが、何となくすっきりしないという印象。今後も定期的にMRIとか受けたほうがいいのかと聞いたところ毎回指摘されるかもしれないけど人間ドックのエコーでいいだろうとの回答でした。MRIは大変だしお金もかかりますしねとのこと。確かに二回のMRI検査で二万円ほどかかりました。
なにはともあれふとした時に「もしかしたらステージⅣ？」と不安に思うことはなくなったので良かったです。血液検査も問題なく、消化器系のの内臓は他はどこもきれいだとのことなので、それが確認できたこともよしとしましょう。