今年は4泊もした大沢温泉自炊部ですが、
いろいろネタがありますのでまとめて投稿します。
通路沿いの部屋
今回は当初3泊の予定で1泊延長の計4泊でした。
ダメ元でもう一泊を聞いてみたところ「通路沿いのうるさい部屋でしたら…」という注釈つき。
具体的には自炊部から菊水館(旅館部)に渡る橋や露天風呂に向かう廊下沿いで
交通量はかなり多く確かにうるさそうな部屋です。
よほど混んでいるときでないと案内しないのではないでしょうか。
扇風機はどうしますかと聞かれたのでいらないと答えると「暑いですよ」とのこと。
案内されてみるとその通路沿いの引き戸を開けないとかなり蒸します。
戸を少し開けていれば充分しのげるので、20cmほど開けて部屋で寝っ転がっていましたが、
困ったことに通路を歩く人と目が合います。これはさすがに嫌でした。
そんなわけで対策したのがこの絵の通りです。
タオルとシャツでのれんのようにしてみました。
そういえばこの部屋で暖簾をしている人を以前見かけたことがあります。
そういう理由だったんだなぁと一人納得しました。
この部屋の居心地の実際はというと確かにうるさくて朝は6時過ぎに起こされましたが、
気にしなければどうということはないかなというところ。
ただし隣の部屋のおばちゃんが間違って戸を開けてきました。
女性にはまずお勧めできないし実際宿の人も入れないことでしょう。
花巻電鉄
通路に貼ってあったこの写真、
花巻から西鉛温泉まで走っていた花巻電鉄の廃止時の写真です。
今も残っていれば大沢温泉も殊更アクセスが良かったのにと写真をみたとき思ったのですが
後で調べてみると花巻⇔大沢温泉間13.8kmを約50分という超鈍足ぶり。
運転間隔も1時間に一本ということで今のバスのほうがよほどいいです。
いわゆる軽便鉄道という類で
蹴っ飛ばしたら倒れそうなほど幅の細い電車は「馬面電車」と呼ばれていたとか。
それにしてもあんなところを鉄道が通っていたとは想像だにできませんでしたね。
自炊部の領収書
今回の一人旅でもらった領収書です。4泊で12,840円也。しびれますねぇ。
本当に部屋代2,500円に対して布団やシーツ類を積み上げる形になっています。
車に布団を積んで2週間くらいここで湯治するのが10年くらい前からの変わらぬ夢です。