札幌出張のついでに登別第一滝本館と苫小牧漁港の海鮮丼を楽しむ

先日仕事で北海道札幌に出張する機会がありました。金曜日に設定して土曜日は登別に行って有名な第一滝本館で温泉を楽しみ、苫小牧漁港の食堂で豪華な海鮮丼を頂きました。

土曜日の夕方の飛行機を予約していたので千歳からあまり遠くには行けません。どうしようか思案して以前から行きたかった夕張に行こうと思っていました。ところが、お目当ての石炭関連の資料館そのほかすべて冬期休業。雪も少ないであろう道南を中心に再検討して登別に行くこととしました。

ホテル

金曜日に支社のある札幌をでて、宿は恵庭のホテル。札幌市内や千歳は値段が高く駅前で安い恵庭ステーションホテルを選択しました。特別な設備はなく建物は古めでしたが、内部は綺麗で問題なくコスパがいいという印象です。

恵庭駅

この週くらいから空知地方は雪が本格的に降り出して土曜日の朝は-10℃くらいまで下がってそこそこ降っていました。上の画像はホテルの前から恵庭駅に向かって撮った写真です。駅から近いので助かりましたがさすがに寒い!

樽前SA

新千歳空港まで行ってレンタカーを借ります。道路上にも雪が残っていて運転大丈夫かと思ったのですが、少し走って苫小牧市内に入ると雪はやんで周りにも雪はありません。上の写真は樽前SAですがやはり南方面に行ったのは正解だったか。

日帰り建物

登別までは道央道を使って1時間とちょっと。目的の第一滝本館は登別温泉の中でも歴史があり、人気旅館のランキングなどではよく上位にでてくる人気旅館です。

日帰り入口

建物の規模もとても大きくどこに駐車場があるのだろうかと戸惑っていたら日帰り専用の駐車場がありました。窓口も日帰り専用のものが用意されていて入浴料は2,250円。

カードキー

渡されたのはカードキーで大浴場の入口で使うとのこと。受付でバスタオル、フェイスタオルを貸してもらえるので手ぶらで大丈夫です。

ロビー

折角なのでロビーやお土産売り場などうろうろしましたが、広くて迷路のようで迷子になりそう。こういう高級旅館に来たのも久方ぶりです。

温泉入口

館内探検をすませていざ大浴場へ。源泉は種類も湯量も豊富でこの宿だけで5つの異なる源泉があります。こんな感じで総選挙までしていました。

五つの源泉

お風呂の画像はこちらの公式HPをご確認いただきたいのですが、とにかく広い!午前中の掃除の時間だったので一部の浴槽ははいれませんでしたが、各源泉で二種以上の浴槽があるので5つの泉質のお風呂は網羅できました。一番よかったのはやはり露天風呂。地獄 谷を見ながら気温-5℃のなか熱めに設定されたお湯は最高でした。泉質的には重曹泉がお気に入りかな。

資料館外観

一時間ほど滞在して次は登別市街にある「知里幸恵 銀のしずく記念館」へ。知里幸恵さんはアイヌのことを調べたことがある人ならご存じかも。19歳という短い生涯で「アイヌ神謡集」を出版してアイヌ伝統文化の復活に寄与した天才少女とでも言いましょうか。

資料館内部

以前NHKの番組をみて興味を持ったのですが、小規模な施設ながら参考文献など豊富で勉強になりました。アイヌに関しては本のひとつもちゃんと読んだことがないので、もっと勉強しなきゃと思わされました。
未だ時間があるので帰りは下道で。途中の苫小牧でどこか面白いところがないかと調べて海鮮市場に行ってみます。14時近くでしたがいくつか食堂がやっていたので入って注文した海鮮丼1,980円がこちら。

海鮮丼

もう…えらいこっちゃです。これ東京で頼んだら5,000円でも済まないのでは?ネタもめちゃめちゃ新鮮で特に美味しかったのはホッキ貝。
こんなにおいしいものだったのか…大変申し訳ないことにご飯は食べきれず残してしまいました。翌日実家に行く予定にしていたので日高昆布をお土産に買って市場をあとにしました。

あとは新千歳空港に戻って夕方の飛行機を待つだけです。ところがあろうことか使用機材の遅れにより1時間の出発遅延とのこと。雪のせいですかね?海鮮丼で満腹で何も食べられないですし、時間を持て余しました。

会社のお金で憧れの登別第一滝本館にも来てしまって申し訳ないところ。行きたかった夕張には今度は自費で来ようと思います。

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