「風立ちぬ」みました

ちょっと趣旨違いの感がありますが、「風立ちぬ」があまりによかったので感想など。
数週間前の投稿でも書いた通り旅先の北上でみました。
万人受けする映画ではないと思いますが、とてもよかったです。

なんといっても昭和初期の街の様子などがアニメで精巧に描かれているのがたまりません。
写真集などでこのくらいの時代のものを見ることはありましたが違和感ありません。
細かいところでは森永ミルクキャラメルのポスターなど最高でした。

むかし「ALWAYS三丁目の夕日」をみたとき
ドリフト音の割に以上に速い蒸気機関車や、
上野駅の構内の距離感で違和感が強すぎて気持ち悪かったのとは大違いです。

ここからは自分だけ鳥肌がたったところですが、
なんといっても「鳳翔」と「長門」ですね。
空母に着艦するシーンがあって煙突3本が倒れているのをみて
「あら~鳳翔やわ」と背筋をぞくぞくさせてみていました。
その後、二本煙突の後ろ側だけ曲がっている戦艦が出てきてこれもすぐ「長門」とわかりました。
ちょっと年代まではわからないですがここら辺の時代考証完璧なんでしょうね。
どちらともその後改修されて艦形がかなり変わったはずです。

「長門」は「陸奥」かもしれませんね。この両艦の区別は自分にはつきません。
もっと詳しい人だとほかの巡洋艦とかも艦名わかったりするんかなぁと思ったりしました。
その他、鉄道関連ではアプト式や二等車、名古屋駅などもぞくっときました。

ま、かなりマニアックな見方のところだけを書きましたが、
本当にいいもの見たなと思います。
堀越二郎と堀辰雄への敬意はびしびし伝わってきました。

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