18きっぷでのケチケチ東京行きの二日目を投稿します。松本と岡谷で街歩きを楽しんだ後、鈍行で東京まで戻りました。
この日は早めにホテルをチェックアウトして松本の街歩きです。まずは定番で松本城へ。
正直急な階段もしんどいし、外から見れば充分かと思っていたのですが、8月の繁忙期ということで朝8時から営業しているということで
700円払って天守に登ることにしました。ちなみに最近のニュースに出ていたのですが来年500円ぐらいの大幅値上げがあるとのこと。行っておいてよかった…
案内の係員さんはたくさんいるし、午後になればきっと待たないと入れなくなりそうですが、朝イチでスムーズに観ることができました。それでも家族連れを中心にたくさん人はいます。
なにしろ六層もあるので階段も急で登るのが大変です。館内の展示物も充実しているので、よく見学しながらゆっくり登りました。こちらが最上段からの眺めです。
続いて訪問するのが松本市博物館。城下町松本の歴史を展示しています。
面白かったのがこれ。やっぱり松本の人々は長野をライバル視するんですね。仲が悪いことはないのでしょうがこういう感情も大切なことと思います。
見学が終わってまだ10時前ですが、昨晩は諦めた信州そばを是非食べたいところ。だいたいのお店は早くても11時開店なのですが、駅近くのお店が10時開店で山菜おろしそばにありつけました。
次は松本から電車で小一時間乗って岡谷に向かいます。ここで是非訪れたいのが岡谷蚕糸博物館。富岡製糸場に訪れてから何かと養蚕が気になりいつか行かねばと思っていました。
駅からは2kmあり歩くと20分くらいかかるので駅前でレンタサイクルを使いました。この日の気温も34℃くらいあるので心配でしたが道もほぼ平坦で気持ちのいいサイクリングになったかも
たどり着いた岡谷蚕糸博物館/シルクファクト岡谷がこちら。立派な施設です。
養蚕の歴史や女工さん達の生活、歴代の機械などが展示されています。現在も実働している工場が併設されていて実際に蚕から生糸ができる様が見学できます。
富岡でも観ましたが実演しているかたの手さばきが素晴らしいです。10数個の繭からの糸を撚って生糸はできあがるわけなのですが、均一の太さとなる生糸を作るには相応の期間の訓練が必要なのでしょう。
一時間以上かけて見学して駅に戻ります。帰りは若干の下りで殊更気持ちのいいサイクリングになったかも。
岡谷駅からはもう鈍行で東京を目指すだけです。乗った電車は小淵沢行き。4両編成だったかな?結構混んでいた覚えがあります。
小淵沢で乗り換えですが少し時間があったので立ち食いそばを食べて、高尾行きに乗ります。前に座っているご夫婦は岡谷の駅で見た覚えがあります。きっと18きっぷで旅しているのでしょう。廃止の噂がきこえてくる18きっぷですがやはり存続して欲しいですね。
新幹線代を節約できただけでなくいつか行かねばと思っていた松本や岡谷に行けました。座りっぱなしで疲れはしましたが大満足です。
前日の行程は下記リンクからご覧ください。