水口城資料館と水口歴史民俗資料館

甲賀市への小さな旅で訪問した水口城資料館と水口歴史民俗資料館について投稿します。

水口城資料館

水口城は水口藩主の居城としての城な訳ですが、東海道沿いの交通の要衝で三代将軍家光が上洛の際のための宿城として建築されたとのこと。そのため将軍向けの「奥向」なる領域がある立派なお城なわけです。ただし、実際に将軍が宿泊したのは一回のみでその後、水口藩は管理を任されただけとか。これでは幕府の財政も厳しくなるわけですね…

水口城

本丸の跡は高校のグラウンドになっていますが、一部に角櫓が復元されて水口城資料館となっています。開館10分前くらいに少し早く着きすぎたのですが、受付の女性は「どうぞどうぞ」と快く入場させてくれました。今後の予定に余裕ができるのでとてもありがたい。歴史民俗資料館との共通入館券を購入して入場します。

城内部

館内は小規模なものですが、成立の過程や近くの水口岡山城との関係など興味深く思います。階上からの景色はなかなかで館員さんの親切もあって快く見学できました。

水口歴史民俗資料館

資料館外観

水口城資料館からほど近く、水口城南駅のすぐの市民ホールなどがある一角にあります。地図を見ながら、あそこかと思っていくと、若い人が何人も建物に入っていきます。そんなに人気の施設かと思いましたが図書館と同じ建物でした。

曳山

入場してすぐに「曳山」の実物展示があります。ライトアップが印象的で曳山に近づくたびに点灯されてなにかのセンサーで効果を出していると思いました。一周した後、寄って確認しましたがこれは誤解のようで、単に最初の入館者だったのでたまたまのタイミングで照明がついたようです。

内部

もう一つの展示室は一般的な水口の歴史ですが、豊臣秀吉が築城した戦国時代後期から、東海道のなかでも規模の大きい宿場町であり城下町となった江戸時代からの展示は充実していて「甲賀衆」の支配や、宿場町を描いた浮世絵などが印象に残っています。

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