岩手温泉めぐり:念願のドラゴンアイを見て帰途へ

出張帰りに岩手温泉めぐりの最終日は八幡平のドラゴンアイを見たあと、盛岡から帰途につきました。

前日は藤七温泉でまったりしすぎて期を逃したのですが、その際に聞いた情報をもっていくことにしました。
もっとゆっくりしていたかった松川温泉を8時過ぎに出て八幡平頂上へ向かいます。情報とは混雑するのは駐車場に入るところなので、少し手前のどこかで車を駐めて歩いて行くというもの。Google MAPをみると1.5kmほど手前に「P」のマークがあります。そこに駐めて歩こうと思います。

景色八幡平

到着したところ車のインパネにある車外温度は12℃とのことで少し寒そう。出張帰りと言うことで靴もローファーで雪道を歩かねばならないらしいのでだいぶ不安ですが、楽天で買った滑り止めもあるのでいろいろ持って歩き出します。
まだ雪ののこる八幡平頂上付近はいつもは車でかっ飛ばして通っていただけなので、歩いてみると景色が違ってみえます。
往路は上り道でしんどいですが時間に余裕はあるのでボチボチ歩きました。山頂付近は9時をしてすでに駐車場渋滞が始まっていていました。作戦成功か?
レストハウスで少し休憩して山頂むけの登山道へ。何度も来ていますがいつも素通りで登山道に踏み入るのは初めてです。すれ違った女性に「滑りやすいから気をつけてねー」と声をかけられます。会社に行くような格好で靴はローファーですから言いたくもなるでしょう。

ドラゴンアイ低

ドラゴンアイこと鏡沼までは15分くらいだったとおもいます。はらはらしながら歩いて行くと低い位置から見られる場所に到着。外周部から溶け出して綺麗な青色の輪っかができています。龍の眼がどういうものかは知りませんが不思議な自然現象で綺麗なものです。

ドラゴンアイ高

少し登って全景が見られる高い位置からの写真がこちら。もうちょっと溶けると青色の深みが増すともっと綺麗なんかも知れないと思いました。
この靴で山頂まで行く気にはならず引き返します。帰りの行程でも家族連れのお父さんに「革靴!?」と驚かれました。所々に雪はありましたが、べちゃべちゃ雪状態で滑り止めをつけなくても何とかなったか?もうちょっと早い時期で雪が凍っている状態だったらアウトだったでしょう。
帰りは下り坂なので楽なもの。駐車場待ちの列はさらに成長していて回転も悪そうなので確か二時間待ちくらいにはなるかも。車列を横目にとことこ歩いて車まで戻りました。

地熱発電

レンタカーを返すのは12時でもう一カ所くらいはよれそう。今回は松川温泉がポイントだったので地熱発電所に寄りました。ちょっとしたPR館がありタービンなどが見学できます。原発があんなことになってしまってクリーンエネルギーとしての地熱発電は再注目されて改装中だそう。最新の技術を使えば同じ蒸気量でも発電量は大きくすることができるのだそうです。

タービン

よく地熱発電のシンボルのように見られる塔は冷却塔で、タービンをまわした後の蒸気を水に戻すためのものです。あの塔の中をお湯が滴ることで冷却されて水に戻るとのこと。
あとはレンタカーを返して東京に戻るだけです。帰りの東北自動車道は眠くて困りました。年々長い距離の運転がしんどくなってきました。
当初の予定では松川温泉でまったりしてギリギリにチェックアウトをして盛岡市内を観光しようと思って15時前の新幹線を予約していたのですが、ドラゴンアイのおかげでもうクタクタ。13時過ぎの新幹線に変更しました。

冷麺

最後になにか岩手らしいものを食べたいと言うことで盛岡冷麺を頂きました。12時少し前だったで有名なお店はもう列ができていたので、駅ビルにある空いている店に入ったのですが、ここも美味しかったです。有名店の「ぴょんぴょん舎」よりも美味しいんじゃないか?というくらい。
会社のお金で遊んでしまったような気がして心苦しいところはありますが今度は自分のお金で行きたいと思います。次は夏休みかな?

前日までの行程はこちらをご覧ください。

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