単身赴任先の東京行きは変化をつけたいところ。節約もかねて18きっぷで土日を使って行くことにしました。その前半松本までを投稿します。
この週は大阪の支社駐在ということで一週間関西にいることができました。こうなると土日までずっと家にいる必要も無くこのような計画が決行できます。東京新橋のチケットショップで2回分の18きっぷを仕入れて途中気になる街に寄りながら一泊二日で行くことにしました。行きたい街と宿泊場所を勘案して泊まるのは松本。中央線をフル活用することになります。
まずは奈良から関西本線で亀山を経由して名古屋へ。前回逆方向で乗ったときはゲリラ豪雨のため運転見合わせとなり往生しましたがこの日はスムーズ。ただし、18きっぷの人々が多いようで2両編成の列車は立つ人も多く混雑していました。名古屋からは中央線の快速。こちらは8両もつながっているのでガラガラ。冷房も効きすぎで寒かったのですが、昼過ぎに最初の目的地中津川に到着です。
宿場町でも馬籠、妻籠といった魅力的なところが近くにあるのですが、荷物が重いのと時間が厳しいので今回は手頃な乗換駅の中津川だけにします。この界隈、中山道沿いの宿場町にはまた訪れなければなりません。
まずは徒歩10分くらいのところにある商業施設でヒレカツ定食のランチ。そしてスタバでコーヒーを飲んでゆっくりします。ここがまた都合のいいところで、無料のコインロッカーはあるしスタバではスマホの充電もできるし「あったらいいな」が全部ありました。
身軽になってさらに10分ほど歩いて行くのが中津川市中山道歴史資料館。
江戸時代の中津川宿の資料がたくさん展示されています。和宮降嫁の際の記事は多くを占めていましたが、そのほかにも水戸の天狗党の残党や桂小五郎も訪れた資料などが興味深かったです。
そのほか、宿場町に関わる道具類の展示も豊富。ちなみに撮影可能なところを明記してくれているのもありがたいです。
この下駄スケートなんて面白いですよね。明治後半に考案されたそうですが、海外から輸入するスケート靴の数十分の一の値段で買えたそうです。
資料館は本陣跡の向かいにあり近くにはこんな感じの雰囲気のある街並みが残っています。
中津川の駅に戻りあとは松本行きの鈍行に乗るだけです。二時間以上乗るのでさすがに尻が痛くなってきたかも。松本に着いたときにはすっかり暗くなっていました。
この日の宿泊場所はホテルMマツモト。部屋はグランドキャビンなるカプセルと一般的なシングルルームの中間のようなところ。雑居ビルの2フロアを改装した新形態?のホテルで、他にカプセルもあれば普通のシングルルームもあるホテルでした。折角18きっぷで節約しているので高いところには泊まれませんよね…