秋の三連休湯治旅で二泊した青森酸ヶ湯温泉について投稿します。
大きいとはいえ内湯しかないので露天風呂好きとしては優先度合いは下がりますが、土日や連休でも一人で泊めてもらえる貴重な存在です。
青森駅からの送迎バスの道中では紅葉が綺麗なところがあって期待したのですが、宿周辺は完全に終了して葉は落ちていました。マッサージをしてくれた方から聞いたのですが、奥入瀬や十和田湖はこれからだそう。高度や風の通り方の関係なのでしょうが少し意外でした。
◇温泉
こちらが有名な「ヒバ千人風呂」の入口。160畳もの広さの内湯です。メインは「熱の湯」「四分六分の湯」ですがなぜか後者の方が湯温は明らかに高いです。少し温めのお湯の方が熱は残るということが由来だそうで直感とは逆のネーミングになっているようです。
かけ湯に使う「冷の湯」打たせ湯の「湯滝」もあるのですが、源泉は全部違うのだそう。ph1.5~ph1.7の強酸性で普通の人は問題ないですが、随分前に擦り傷を作って入ったらかなり染みたので酸ヶ湯温泉に行く前は気をつけた方がいいかも。
三連休ともあって日帰り入浴時間中は大混雑で、湯浴み着用の女性もたくさん。隙を探すのに困るくらいだったので、基本は遅い時間と朝に入りました。
こちらが男女別の玉の湯の男湯入口。千人風呂には洗い場などはないので、頭や体はこちらで洗います。4人くらいまでの浴槽ですが綺麗で気持ちいいです。ちなみに女湯は全然離れたところにあります。
画像は入口しか撮れませんので中の画像は公式HPをご覧ください。
◇食事
こちらが初日の夕食です。
メニューを撮っておいたので記すと
・わらび炒め
・蛸刺し
・長芋団子鍋
・鮟鱇肝豆腐
・螺サラダ
・鰈煮付け
中身がよくわからないのですがサラダが美味しかった。
二日目の夕食はこちら。
・山菜にしん
・烏賊甘海老刺し
・鳥団子鍋
・中華くらげ
・スモークサーモンサラダ
・赤魚煮付け
連泊する人も多いのでメニューはガラッと変わるのですね。汁物、サラダ、くらげが美味しくて、二日目の方が満足度は高かったです。
朝食はバイキングです。至って普通ですが納豆が食べたくてこの日は和風っぽくしました。もちろんパンもあります。グラスにあるのはリンゴ酢でこれが一番美味しかったかも。
その後ヨーグルトと朝カレーを追加。6時45分からなのですが、開始早々はすごく並んでいました。皆さん早起きなんですね。
お昼に喫茶コーナーで食べたのがラーメン(中)500円。普通の醤油ラーメンですが懐かしい味。ドーミーインの夜鳴きそばみたいな感じ
ちょっと小腹が空いたときに食べた味噌おでん。一本食べた後に気づいて撮ったのですが3本で500円です。お気に入りで毎回食べているような気がします。
◇客室
こちらが5号館の廊下から撮った写真で奥の方が6号館になります。
6号館の宿泊したお部屋。6畳間ですがテレビやガスファンヒーターがあって何ら問題ありません。
トイレは共同でしたがすぐ近くにあり助かりました。まえに5号館に泊まったときと比べて鍵が新しくなっていたような?部分的にリニューアルしているのでしょうか?部屋のwifiが微妙で、混み合う時間帯になるとよく切れます。ルーターに近いところだと大丈夫なのかな?
少し手前の3号館、一応こちらも自炊棟となっていますが、10年くらい前にリニューアルされてとても綺麗。その分宿泊費もお高いので、大沢温泉自炊部の部屋で満足している立場では安い部屋を選択してしまいます。
掃除の入っている間に撮った部屋の写真です。構成は変わりませんがすべてが綺麗になっていますね。暖房はファンヒーターではないみたいです。この3号館の二回の端にミニサロンがあり、天気がいいと陽だまりのような場所になりお気に入り、で滞在中の日中はそこで読書して過ごしました。
◇他設備
こちらが「御鷹々々サロン」読み方は「おんたかたかたか」のようです。「おたかおたか」だと思っていました。
部屋のwifiが厳しいときはこちらでPCを使ったりしました。大きいテレビもあって過ごしやすいところです。こんなところでワーケーションで来たらいいなと思います。
そのとなりにマッサージと温泉療養相談所があります。連泊中のお昼に40分マッサージしてもらいました。堅い部分などを細かく指摘してくれてさすがと思いました。帰る間際に気づいたのですが相談所でストレスチェックを200円でできるそう。時間が無くて諦めましたが是非試してみたいところ。
そんなわけで、酸ヶ湯温泉に二泊はやどでまったり堪能しました。
最終日は9時前の送迎バスで青森に向かいあとは東京に戻るのみです。
最後に新青森の駅中のお店で海鮮丼をテイクアウト。1400円で美味しかったのですが、のっけ丼なら同じ値段で具は倍くらいになるなーと思いましたが、駅ナカでなら充分良心的ですよね。
以上で大沢温泉、酸ヶ湯温泉とハシゴした湯治旅も終了です。三連休は奈良の自宅に帰ってまったりするのがいいですが、たまにはこういうのもいいかも。ただ一人だとなかなか泊まれないので随分前から計画しないといけませんが来年も検討したいところです。
前日までの行程は下記リンクをご覧ください。