定宿の大沢温泉宿泊後に三陸でウニ:激安自炊部三泊四日

いい時期になったこともあり、また東北に行ってきました。最近は月二回ペースです。まずは定宿の大沢温泉自炊部に二泊しました。

単身赴任生活もそろそろ終わりにしたいということもあり、今年の夏は張り切って東北に行こうと思っています。
木曜日の夕方早めに退社して「こまち」で盛岡へ。併結している「はやぶさ」は窓際席はすべて埋まっていたのに「こまち」はガラガラでした。なんでだろう?梅雨終盤の大雨の影響でダイヤは乱れていたのですが、この列車は定刻で盛岡につきました。駅前でレンタカーを借りて大沢温泉に向かいます。

大沢温泉

大沢温泉自炊部のチェックインは夜8時までなのですが、この手段なら7時半くらいには着きます。

生姜焼き

ただしこのくらいの時間についてしまうと、食堂の「やはぎ」で定番の生姜焼き定食を食べて、温泉に入って少し休めばもう22時くらいになってしまい、疲れているので寝るだけです。
翌日は午後半休なので午前中は仕事。wifiが通っているので普通に仕事ができてしまいます。ちょっと休憩で温泉に入ってしまうことも可能かもしれませんがそれは自重しました。昼前に1時間ほどミーティングがあり、こちらからも結構話してしまったのですが、部屋の壁は薄く声が筒抜けなのでうるさかったかもしれません。とはいえ、近くの部屋で連泊で滞在しているところはなさそうで迷惑はかけていないと思います。

そば

お昼にそばを食べてあとはもうのんびり。本を読んで寝てPCをして、気が向いたら温泉に入る至福の時間。この解放感はたまりませんね。

親子丼

夕食は食堂で親子丼850円にしました。天ぷら定食とか天ざるとかに惹かれたのですが、頻度の高い東北一人旅のため、節約を旨とするということで安めのメニュー。初めて食べましたがおいしかったです。この食堂ホント外れナシ。
定宿ですっかりリラックスして翌朝9時ころチェックアウトをしたのですが、会計の際に明細を見て吹き出しそうになりました。

宿泊料金:7,720円
入湯税:140円
ゆかた:440円
補助金:△6,000円
計:2,300円

なんじゃこりゃ…タダ同然ではないか。会社の福利厚生の補助対象に今年度になってからどうしたことか、大沢温泉自炊部の基本プランが加わりました。しかも通常2,000円の補助金は7月は3,000円でよりお得です。来年は一週間くらいずっといたい…
めちゃくちゃ気分を良くして大沢温泉を後にしました。この日の宿は松川温泉峡雲荘の自炊部なのですが、まっすぐ行っても昼前につくので折角レンタカーも借りているのでどこかに行きたいところ。
当初は乳頭温泉で立ち寄り湯と考えていたのですが、湯よりも食に走り三陸にウニを食べに行くことにしました。この時期は旬できっとおいしいはず。最初は釜石の以前行ったことのあるお店と思ったのですが、どうも閉店してしまったよう。あれこれ検索して人気のありそうな大槌町のお店に行くことにしました。
そんなわけで釜石道をひた走っていたのですが、例によって10時くらいに睡魔に襲われます。かなり危ないレベルになり、途中のICで降りてすぐのところにあるコンビニで仮眠しました。30分くらい眠ってスッキリはしたのですが、開店11時すぐに入店しようと思っていたのに厳しそう。本当は釜石にも立ち寄って、市場などを見学しようと思っていたのですが直行せざるを得ません。

さんずろ家入口

お目当てのお店「さんずろ家」には11時半くらいに着いたのですが、もう満席で3組くらい待っていました。宮古まで行ってもウニは食べられると思いますが、もっと混雑していそうなので待つことにします。

さんずろ家景色

15分ほど待って席に案内されます。海の見える素晴らしく景色のいい食堂でした。
生ウニも入荷していて「生ウニ丼」4,000円に惹かれてしまいます。しかし20年前に宮古で生ウニ丼を注文して、すごくおいしかったものの半分くらいから食べるのが辛くなった思い出があるのでこれは自重。店員に相談して、「生ウニ丼ミニと磯ラーメンセット」を選択です。

さんずろ家生ウニ丼セット

そして「じゃんじゃじゃーん」という声とともに届けられたのがこちら。生ウニはおいしかったです。文句なしです。少し醬油を垂らして御飯とともに食べるとそれは絶品。生きててよかったレベルの評価です。ミニ丼なので大した量ではないのですが、最後まで感動レベルの味を楽しめたのでこのくらいでよかったはず。磯ラーメンも普通に美味しかったです。海藻の類がたくさん入っていてヘルシーな感じ。何でもこの店が三陸での磯ラーメンの発祥とのこと。

さんずろ家メニュー

ウニ以外にもおいしそうなメニューが沢山。家族4人できていればいろいろ頼んで分け合って、いろいろな味を楽しめたのになー小食の一人旅はこんな時残念になります。
12時過ぎにお店を後にしたのですが、駐車場に入りたい車が沢山で混乱していました。景色はいいし、海の幸はおいしいし、これははやるわけです。

宮古市場入口

次に寄るのは宮古。ここも数回ウニ目的で訪れたことのある街です。数年前ウニ入り海鮮丼を食べた宮古市魚菜市場に行ったのですが、食堂はすごい席待ちになっていました。やはり大槌で食べておいてよかった。

宮古市場内部

市場のお店も混雑していました。ウニ一皿500円みたいなかんじでちょっと食べられるところがないものかとみたのですが、あいにく都合のいいお店はありません。瓶ウニというのがあって、冷蔵で発送というのがあれば、実家にでも送ろうかとも思ったのですがあいにく冷凍のみのようで自重。「生ガキその場で剥きます」なんてのもあったのでだいぶ惹かれましたがこれも自重。結局見学だけで何も買わず市場を後にしました。
だいぶいい時間になってきたので、松川温泉に向かいます。まっすぐ行けば100kmにもならない距離ですが、この日は300km近く走りました。年々運転が億劫になるのですが、ときにはこのぐらい頑張ないといけませんね。

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