金曜日からは二泊三日酸ヶ湯温泉で過ごしました。基本だらだらしていただけで書くことも少ないのですがのんびりできました。
青森駅近くの乗り場から送迎バスで一時間ほどかかって酸ヶ湯温泉に到着です。
10月の行楽シーズンということでバスもほぼ満席でびっくりしました。
紅葉には時期は早いとは思っていましたが、ちらりほらりと色づいた木々が点在しているくらい。
部屋は自炊棟6号館でしたが、一階の比較的近い位置で助かりました。早めに予約しても二階や一階でも一番遠い部屋にあたったりだったのですが、キャンセル待ちで予約したほうがいい部屋にあたるような気もします。
相変わらずwifiは特にPCの場合は不安定なのですが、こちらの「御鷹々々サロン」にいけば大丈夫。特に二泊目は団体さんが周りの部屋で賑やかにしていたので、こちらのサロンにいる時間が長かったです。
新書と文庫の二冊をもっていって、読書三昧。眠くなったら寝て、気が向いたら温泉に入るという至福の時間を過ごします。名物のヒバ千人風呂、特に手前の「熱の湯」が適温でメインで入浴。とはいえ、ここはpH1.7の強酸性のお湯なのであまり長湯はしないように気を付けました。傷口とかあるとかなりしみますが、アトピーが少し悪くなっていたところが少し痛いくらいで大丈夫でした。
中日は周辺を一時間ほど散歩しました。10月上旬でしたが、9月下旬の八幡平よりよほど暖かくて天気もよく頗る気持ちがいいです。
宿から歩いて十分ほどにある半年前にも行った地獄沼。見た目は綺麗ですがpHは1.7程度の強酸性で名前の通りのアブナイ沼です。
そしてさらに5分程度歩いて「まんじゅうふかし」に向かいます。いつだったか放送されたNHK BSの「ゆったり温泉ひとり旅」で紹介されていて行きたかったのですが、前回は雪に閉ざされていました。木のベンチの下に温泉由来の高温蒸気が引かれていて、すわっているとほんわかと温かくなってきます。「まんじゅう」とはこの地域でいうところのお尻のことで、ふかしてもらうと子宝に恵まれるのだそう。この写真の奥に小川が流れていて、落ち着くので案外に長い時間を過ごしてしまいました。
国道に戻る道から、延長線上に八甲田山が眺められました。
帰りに酸ヶ湯インフォメーションセンターによって見学。合わせて一時間ちょっとの楽しいお散歩です。
時間はまだ余っているので温泉療養所でストレスチェックをしてみました。舌の下に試験紙をいれて、唾液に浸してすぐ結果が出るものです。実は半年前にも試しました。測定された値が60以上でかなりのストレス状態なのですが、90という数字が出て、温泉でリラックスしているはずなのになんで?旅に出ても日頃のストレスは残っているのかと愕然としました。ところが、今回の測定値は7という数字。完全ストレスフリー状態です。普通に考えればそうですよね…。結果はよかったのですが、こうなると測定方法に疑念を抱いてしまいます…
夕食はいつも通りの湯治食で、二日目の夕食はこんな感じ。質素ですが、このくらいがちょうどいいです。一日目とだいたいの構成は一緒なのですが、連泊の人も多いので内容はあらかた変わります。例えば、この日の焼き魚は「鮭甘粕漬焼き」ですが前日は「ほっけ焼き」でした。前回泊まった時は「鯖の塩焼き」が感動レベルに美味しかったのですが、基本どれもおいしいです。
こちらが二日目の朝食で、バイキングですが似たような内容になりますね。だいたい湯豆腐とサラダがメインになりますが、この日は朝カレーにしてみました。
そして必ず一度は食べてしまう生姜味噌おでん。これは定番でおいしいです。
こんな感じで二泊三日をだらだら過ごし、最終日は12:30の送迎バスで青森駅に向かいます。チェックアウトは10時なので、その後はラウンジのテレビでMLBのプレーオフの中継など見て過ごしました。
そしてこの日のランチは贅沢なことにまた「のっけ丼」。日曜日の13時半くらいで混みこみかと思っていましたが案外に空いていました。金曜日には買わなかったシジミ汁や旬のブリなども頂きました。一番おいしかったのはカンパチかな。青森に来たら何度でも食べたいと思います。なかなか冷静に選べないのですが、旬や青森産を優先に選んで習熟せねば…
あとはもう新青森まで移動して新幹線で東京に戻るだけです。
この記事までの行程については上記リンクからご覧ください。
青森で酸ヶ湯温泉に二泊三日するこのパターンもう3回目くらいです。何度でも実践したいとも思うのですが、一泊にして他のところに泊るのもいいかなーとも思い始めています。近くにある青荷温泉もまた泊まりたいですね。湯温低下で閉鎖されている露天風呂が再開されるといいのですが…












