平成26年夏の一人旅後半戦の初日の記録です。
大阪から飛行機に乗り青森へ、青荷温泉までになります。
始発で行けばどれだけの時間につくか試してみたいということもあり余裕をみました。
それで7時前に着いたわけなのですが手荷物預かりから
保安検査所まで大混雑で8時15分の出発まで何の余裕にもなりませんでした。
朝食は辛うじて出発ロビーでホットサンドを食べることができました。
挙句に大阪空港の混雑の影響で滑走路てまえでずいぶん待たされ到着も20分遅れました。
で、問題はこの飛行機ボンバルディアDHC8-Q400です。
事故の多い今最も乗りたくない機体です。
ま、無事今生きて記事を書いているわけで何の問題もありません。
車輪がすぐ右前方に見えるので案外に引っ込むのが速いとか
接地が間近に見えたりしたのは面白かったです。
天気も良く富士山が雲海の上に顔を出しているのが見えたり楽しいものでした。
無事青森空港について今回の相棒はこちらダイハツMOVEです。
やはり軽でも全く問題なかったです。
ただダイハツの車に初めて乗ったので給油口をあけるところがわからず戸惑いました。
空港を出てまず向かうのは八甲田山雪中行軍遭難資料館です。
中学生の時の課題図書で新田次郎の「八甲田山死の彷徨」を読んで強い印象が残っています。
旧日本陸軍の明治35年の雪中行軍の訓練で遭難事故が発生し200人近くの死者が出たものです。
世界最大の山岳遭難事故という位置づけになるとのこと。
展示についてはいい復習になったという程度ですが、
ジオラマなどを見るとホワイトアウト状態の怖さなどを実感できます。
その後しばらく八甲田山方面に走り銅像茶屋なるところの駐車場から200mくらい丘を登ると
凍死寸前に直立した状態で発見されたという後藤房之助伍長の銅像があります。
もうお昼の時間になのですが、周りにはお店などひとつもありそうにないです。
すぐ近くの酸ヶ湯温泉のそばが有名だとひらめいて食べに行きました。
あわせて生姜味噌おでんを付けました。
ここは強酸性の温泉で先日の玉川温泉で痛かったこともありここに入るつもりはありません。
とはいえいざ目の当たりにすると入りたくなりかなり葛藤しましたが
これから二つほど温泉を回る予定だったこともあり自重しました。
次に向かったのは谷地温泉
自炊部が人気で予約困難と聞いていたのですが、
入り口や周辺には人影もないのにお風呂にはたくさんいて
二つあった湯船のうち温いほうには入れませんでした。
これも滞在客が多いからでしょうか?
新たな湯治宿として見ておきたかったのですが
相対的に魅力に乏しくここで湯治する気にはならなそうです。
少し戻って次は猿倉温泉
こちらは立ち寄り湯の人々も多くにぎやかです。
お風呂は白濁系も硫黄臭はわずかなやさしい印象、
露天風呂が男女別に複数あり森の真っただ中で気持ちよく長居しました。
建物が新しくておしゃれな感じです。ここは一回泊まってみたいです。
来た道をもどり酸ヶ湯温泉を恨めし気に横目に見て
浅瀬石川ダムの人造湖わきにある虹の湖公園に行きます。
ここから青荷温泉行の宿のバスが出るので乗り換えます。
運転が億劫で最後に山道になるのが嫌だったからなのですが乗ったのは一人でした。
たしかにそれほど厳しい道ではなかったので車で行けばよかった…
青荷温泉については後ほど詳しく投稿します。
先日の蟹場温泉につづいてこちらも毎年行きたいところになりました。