平成27年夏の一人旅四日目の8/13(水)の行程を投稿します。
大沢温泉に連泊中のこの日はアクティブな日で、
列車に乗って釜石と遠野に行ってきました。
震災以来畏れ多くて行ったことのなかった釜石ですが、
今回は時間をつくれたので三回目の訪問になります。
ゆうても一時間しかないので、美味しいものを食べてお金を使ってこようというくらいです。
花巻駅まで路線バスででて快速「はやゆり1号」に乗ります。
釜石まで二時間弱なのですが座れないと大変なので指定席を買っておきました。
花巻で乗車したときはガラガラで意味なかったかと思いましたが、
新幹線と接続する新花巻で大量にお客さんが乗ってきて満員です。
この路線には「陸中大橋のUターン」という見どころがあります。
北上川流域から釜石にでるための仙人峠という標高差の大きいところがあり、
ここに勾配に弱い鉄道を通すために大迂回をした形になっています。
釜石側に出たところで真下に駅が見えたりするのですが、
木が茂ってしまったようでよくわかりません。
そんなわけで一応撮った写真はこれ、
だいぶ下のほうにUターンした後これから通る線路が見えます。
ここらへんの面白さはわかる人にしかわからないかもしれません。
移動手段が鉄道しかない時代、釜石の人びとが熱望した路線を
開通させた苦労を偲ぶということなのですがどうでしょうか?
そんなわけで11時ちょっと前に釜石につきました。
事前に駅前橋上市場サンフィッシュというところに
海の幸が食べれるお店があることを調べておきました。
ところが誤算なことに開店は11時半。
しかも一番お目当ての「まんぷく食堂」は
店の前に台紙があり、すでに開店後の予約?が5組ほど入っています。
12時5分の列車で戻らねばならないので一瞬絶望しました。
もう一つの和食屋さんは二番目に名前が書けたのでこちらに期待して
30分はほど近いところにある郷土資料館に寄りました。
ここは二回目です。
前回震災前に行ったときは津波と戦時中の艦砲射撃の被害がメインという覚えがありました。
なんと防災意識の高い街だと思っていたのですがそれが「釜石の奇跡」につなったのでしょう。
でもやっぱり奇跡じゃなくて意識の高さの必然的な結果ということです。
今回は東日本大震災の資料も加わっていましたがこの時期だけに、
艦砲射撃の特別展示がありました。
終戦直前の7/14と8/9に砲撃を受けて焼け野原になったとのことです。
和食屋に戻りすぐ注文してすぐ来たので無事間に合いました。
米沢牛に続き超贅沢ランチの海鮮丼2400円也。
海老はぷりぷり、マグロはトロトロ、なんといっても生うにが最高でした。
その後、鈍行に乗って遠野に向かいます。
遠野では前回行きそびれた市立博物館に行きます。
二時間あったのですが結局ここだけで満腹でした。
遠野からは快速で新花巻に出て送迎バスで大沢温泉に戻ります。
復路は一時間弱なので自由席にしましたが混雑はしていましたが座れました。
前日と同様新花巻から送迎バスに乗り大沢温泉に戻りました。
なかなか充実した日でしたね。