平成28年初夏の一人旅で以前から行きたいと思っていた後生掛温泉に初めて行ってきました。
玉川温泉などと並ぶ有名な自炊宿の後生掛温泉旅館ですが、何度も訪問するたびに駐車場の渋滞でUターンしてしまってこれずじまいでした。お盆のような繁忙期ではない時期に初めて八幡平に来れたので今回の一人旅の目玉です。
八幡平山頂から秋田側に少し下ったところにあります。6月の平日ですから混雑もなくスムーズに駐車場へ。みると意外と狭いんですね。これではお盆になれば渋滞するわけです。
日帰り入浴は湯治棟の受付です。この時期にかかわらず人が多く人気を感じさせます。
温泉はたくさんお客さんがいて画像は撮れません。泡風呂や箱蒸し風呂など多彩なお風呂でした。意外と小さいという印象で玉川温泉の半分くらいか。宿泊棟を含めて全体のサイズがそのくらいなんですね。露天風呂は申し訳程度にありましたが目の前は壁で景観は全然で小さいものした。でも不思議と落ち着いて長居しました。
そのあと自炊部を少しのぞかせてもらいました。強烈だったのはこれ、オンドル大部屋です。オンドルとは一年中地熱で床が温まっている部屋なのですが、さすがにここで何泊もするのはムリかな。
ちょうどお昼時だったので食堂で山菜うどんをいただきました。麺は地元名産鹿角うどんなるものでしたが、稲庭うどんみたいな感じでしたね。山菜がすごくおいしかったです。うまく表現できませんが味が濃い感じです。近くで採れたものものなのかな？食堂を仕切っていたおばちゃんがすごくちゃきちゃきしていてよかったです。
期待に違わず楽しいところでしたが公共交通機関でのアクセスはほぼ不能、お風呂にしても長居はしづらいもので何日も滞在するということを考えたら大沢温泉とは差が大きいです。やっぱり大沢温泉が一番と再認識させられてしまいました。
でもまた寄れるのだったら寄ってみたいです。今度は食堂できりたんぽを食べたいと思います。