夏の日の連休の家族旅行でパパがこっそり一人で行った淡路文化史料館について投稿します。
宿泊したホテルから徒歩5分くらいのところにあるので、中日の午後にパパが一人で行ってきました。
洲本は江戸時代に徳島藩の淡路一国の中心地とされて今でも淡路島の最も大きい街です。文化史料館だけに一階には代表的な民族芸能の人形浄瑠璃や船だんじりなどの展示がドーンとあります。
その奥の歴史コーナーでは日本神話の舞台となっているだけに古代から現代までの歴史の解説があります。特に強調されているのが明治維新直後に「庚午事変」。淡路一国は徳島藩の筆頭家老稲田氏の領有するところで独立性が高い故にこの動乱期に本家の過激派志士に襲われて何十人もの死者、そして加害者側は切腹の沙汰となったとか。日本での「切腹刑」はこれが最後だそうです。
二階は民俗展示室となっていてここらへんはある意味見慣れてはいるのですが、こんな前掛けいいですねぇ。そしてまたお気に入りのポスターが展示されていたので写真を撮ってしまいました。
三階は美術系の展示でさらっと流しましたが、なかなか見所は多かったです。基本市立の総花的な史料館でできればもうちょっと歴史の展示を多くしてほしいというのが個人的な要望です。
入口手前に「お登勢」の像なるものがあり、庚午事変の記述があったのですが、件の女性とは何の関係があるのかさっぱりわかりません。あとでググってみたのですが、この時期をモデルにした小説の主人公だとか。ドラマ化もされているようですが全然知らなかったのでこの人だれ?って感じでした。