平成23年夏の一人旅の後半の記録です。
横手でレンタカーを返して関西に戻りまでの過程です。
横手から花巻に向かい
大沢温泉は自炊部ではなく菊水館という旅館部の安いほうに泊まりました。
ゆうても一泊二食での料金は7000円台と非常に良心的です。
建物自体は茅葺屋根の非常に古いものでが
掃除が行きとどいていてなんら問題はありません。
菊水館の料理では夕食1食分をちょっとリッチに
岩手牛の料理を予約していました。
ところが行く一月ほど前、
放射性物質に汚染された稲わらを食べた可能性があるとのことで
岩手県産の牛肉が出荷停止になるという事件がありました。
宿からわざわざ電話があり提供できないとのことで
普通の料理にしてもらいました。
花巻での連泊の中日には
宮沢賢治記念館、宮沢賢治童話村、花巻市博物館に行きました。
バスでいったので全部の施設の高度差が大きく
暑いさなかの登り坂など厳しかったです。
記念館はこのときで3度目くらいですが企画展が
毎回面白く何度いっても楽しめそうです。
花巻市博物館につくころにはバテバテでちょっと消化不良でした。
軽便鉄道の走っている頃の花巻駅の写真やジオラマなどが
印象に残っていて、もう一度行ってみたいです。
その後宿の送迎バスの出ている新花巻の駅まで歩きました。
かなり疲れましたが、気持ちのいいものでした。
宿に帰るとスタッフの方が
「菊水館のまわりでアブに襲われるから気をつけてほしい」とのこと
毎年露天風呂では特に夕方の時間にアブが出て困るのですが、
この年は特にひどかったらしいです。
アブが怖くて露天風呂に入れるかといいたいところなのですが
何とかならんもんでしょうか。
花巻からはJALで伊丹まで飛びます。早割で23000円でした。
今よりだいぶ安いような気がします。