日曜日は今井町(橿原市)にプチ旅

先日の日曜日に古い街並みの保存されている橿原市の今井町にプチ旅にでてきました。ともすれば家でごろごろしているだけになる休日ですが時間を有効活用した気になりました。

この土日は特になにもなく家でダラダラしているのももったいないのであまり時間をかけずに行けるところを探していました。ふと思いついたのが伝統的建造物群保存地区の今井町。家から一時間ちょっとで行けるし、見学するにも程よい規模です。

朝8時半ころ家を出ました。往復でルートを変えたいので行きは王寺に出てJRで畝傍駅に行きます。
無人駅でpitapaで出場できるのか心配していましたがむろん問題なし。貧弱な駅かと思いきやこんな立派な駅舎があります。あとでもらった今井町のパンフレットを見ると旧国鉄で橿原神宮に行くために作られた由緒正しい駅で皇室用の貴賓室まであるのだとか。

畝傍駅

今井町へは5分ほど歩けばすぐでパッと見てそれらしき街並みが見つかります。

華甍

案内図を見るとまずは「華甍」なる施設に行けと、やや強引に誘導しているので逆らわずに行きました。「旧高市郡教育博物館」という瀟洒な建物は今井町の成り立ちなどが展示されている資料館のようなもので、確かに最初にここに来るのはいいかも。

内部

浄土真宗本願寺派の寺院を中心とした寺内町から発展して今に至る歴史など復習できました。「海の堺 陸の今井」と並び称されたようですが確かに経緯は似ていますね。

街並

ここがすごいのがこのような江戸時代からの街並みが広い範囲で保存されているところ。どこぞの宿場町などでは数軒格子戸の残る古い家があるくらいで「保存地区」だったりするのですが、今井町は600m×300mという範囲内に江戸時代の建物を含む数多のこのような街並みがあり普通に人々が生活しています。

米谷家

いくつか見学できる家があるのですがその中の一つ「旧米谷家」。なんでも伊右衛門茶のCMをここで宮沢りえが撮影したのだとか。

南都銀行

街中に南都銀行があるのですが、気を使っているのかこんな感じ。帰りは最寄りの八木西口駅から近鉄で帰りました。奈良県内でも有数の観光地という触れ込みでしたが日曜日にしては観光客は少なかったような。散策するにはまだ暑すぎるかな?

今井町のなかを一時間以上散策しましたが家に帰っても2時過ぎ。前の日に思い立っていくにはちょうどいい距離でした。この日は最高気温30℃くらいで、いい感じで汗もかきましたが気持ちくらいでお散歩日和だったのでは。ただし、家に帰ってからは散々汗臭いと文句を言われましたが…

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