今年の夏の一人旅で初めて宿泊したふけの湯の紹介記事を投稿します。秘湯の宿本流という感じで古いながらもホスピタリティの高い宿でした。
温泉
まずは温泉の紹介から。内湯、露天風呂、野天風呂の三系統あります。
これが名物の混浴野天風呂。宿から数分歩いたところにあります。ずっと霧で暗い印象でしたが朝、ちょっとだけ晴れて印象がガラッと変わりました。遠めなのでわかるづらいですが、噴出する蒸気と草木の真ん中に広めで丸見えの湯舟があります。人が多くて接近して取れませんでしたが、大きい湯船が二つと樽風呂といつの間にかできていた岩風呂まで加わったようです。
日没後は熊に襲われる可能性があるので「自己責任」で入ってくださいとのこと。真っ暗らしいし入る人いるのかな?
野天風呂には男女別のお風呂もありこちらが男風呂。少し離れたところにあります。湯舟には絶えず人がいて写真は取れませんでいた。
こちらは宿にある露天風呂。ちょっと狭めですが眺望はいいです。
こちらが内湯。普通のお風呂ですがお湯はちょっと褐色に見えました。源泉は一緒のはずなのですが…
食事
量、質ともい十二分でした。ちょっとパパには多すぎたか…
こちらが夕食。見た瞬間こんなに食べられないと思いましたが、一品一品の量は少ないので何とか完食。左上の肉は八幡平ポークだそうでこれが美味しかった。
こちらが朝食。見えづらいですが温泉卵があります。夜中にかなり雨が降ったらしく色の付き方がもう一つなのだとか。でも「味は保証します」とのこと。
部屋
こちらがお部屋。一人なので六畳間です。この繁忙期に一人で泊めてもらえるのは何ともありがたい。
感想
野天のワイルドさは藤七温泉に通じるところがあります。建物はかなり古いものですがお客さんも入っているようできっちり清掃されていて問題ないと思います。夕食時に女将さんから料理の説明やお風呂の説明などがあり、これがこなれていてなかなかのもの。終わると拍手が起こります。ホスピタリティはかなりレベル高いか。
この日は酷い霧で何とも暗い印象で折角の野天風呂もあまりい印象ではありませんでした。ところが翌朝に少し晴れた瞬間、白黒からフルカラーのように鮮やかな景色に息をのむことになりました。
冬場は閉めているので料金はお高めですが充分の価値提供をしてもらったように思えます。秘湯好き、古い施設でも苦にしないという人にはおススメです。行程次第ですが今後も泊まる宿の候補として残りそうです。