登米町の「みやぎの明治村」で諸々資料館を堪能したあとは、南三陸町まで一足伸ばして海の幸をいただき、ルートイン登米に宿泊しました。
登米でも「はっと汁」などの郷土料理がおいしそうで、夕食にしてもよかったのですが、この地域まで来てしまうと海の幸の誘惑には抗えず南三陸町に行くことにしました。
目的の「道の駅さんさん南三陸」へは無料の高規格の道路が整備されていて、車で行けば30分もかかりません。海岸に近づくと、妙に新しい道路沿いの区画に概ね更地になっている地帯が広がります。釜石でも気仙沼でも見られる三陸の津波の被災地独特の景色といったところ。
着いたのは16時頃で食堂などは準備中でしたが、うれしいことに商店街のお店の一つで「自分で作れる海鮮丼!!」というコーナーがあります。最近魚市場でこのようなコーナーが増えてきたような気がしますが、ここでお目にかかれるとは嬉しい誤算でした。
そんなわけで、南三陸町産から選んでできあがったのがこちら。特にごはんのうえに乗せる必要もないのでいくら以外は刺身にしていただきました。ネタの中ではタコが一番美味しかった。あと、カニの入って出汁がよく出ていたお味噌汁も最高です。来てよかった!
その後、お店をのぞいてほしいものはたくさんあったのですが、基本なまもので断念。生ワカメもあったので、先日の鳴門のものと比べてどうかと思いましたが、量が多くてとても買う気になれませんでした。
最後に「南三陸311メモリアル」という施設に寄り、震災直後にプロの写真家の撮ったパネルを少し見学しました。幼稚園にいったまま安否不明の子供がいるがれきのなかで立ち尽くす母親の写真。その後、無事再会を果たせたとの記述付きでしたが、いたたまれない気持ちになります。
少しだけ復興に寄与した気になり、南三陸を後にしてこの日の宿、ルートイン登米へ。
お部屋はこんな感じ。ユニットバスはなく大浴場を利用なのですが、その分部屋は広い印象です。机の配置をみると、リモートワークに対応しているようにみえるのですが考えすぎか?
ドーミーインなどもシャワーのみの部屋が多くありますがこのようなレイアウトは今後増えていくのでは?個人的には大歓迎です。
こちらが大浴場の入り口。ラジウム人工温泉というのは特に気づかないくらいのものでしたが、10人くらいはは入れる大きな浴槽でとてもきれいで清潔、気持ちのいいお風呂でした。
フリーのコーヒーマシンはありますが、マンガはなし。とはいえwifiはストレスなく使えますので暇することはありません。早めに就寝しましたが、朝までぐっすり寝られました。
朝食はバイキング。無料でしたがこちらも期待以上。緑の餃子がおいしかったのでしたが名前は失念しました。パンはクロワッサンが美味。ちなみにこの画像にあるものを食べあたと二周目で色々食べました。
この日のこの後の行程は追って投稿します。前日の登米町の記事については上のリンクをご覧ください。