企画展のお知らせをみて二回目になりますが花巻博物館に行きました。常設展は前回のことをほぼすべて忘れていましたが、企画展は非常に面白かったです。
企画展:写真家が捉えた昭和のこども
20人弱の写真家が昭和の時代に撮影した写真を展示するという企画です。戦前から高度成長期くらいまでの年代でした。昭和の動画、画像は大好物ですから、これは行かねばと思っていました。
いきなり入口のすぐのところの昭和35年作成NHKの番組「観光はなまき」のVTR。まさに大好物系で35分もあるのにじっくり全部見てしまいました。特に大沢温泉をはじめ南花巻温泉郷の各旅館の昔の映像がたまりませんでした。
もちろんメインの写真も見入ってしまいました。特に炭住の暮らしという一群があり「母のいない姉妹」という写真の女の子の悲しげな瞳に胸をうつものがあります。撮影地は筑豊炭田とのこと。花巻まで来て筑豊かよという気もしますが…
その他、カメラの歴史の展示などもありこちらだけで入場料回収しましたという感じ。メインの写真の展示エリアは撮影禁止なので、その点の画像がないのは残念。
常設展
こちらはいかにも市の博物館という感じで遺跡系から年代を追って展示が進んでいきます。
総花的なもので近代まではほとんど読み飛ばしてしまいましたが、古い地図などはやはり面白いですね。すごく綺麗にまとめられて充実しているという印象なのですが、昔はもっとこじんまりしていたような気がします。
現代の展示で前回からよく覚えていたのがこのジオラマ。花巻電鉄健在時の花巻駅の様子です。
この日はバスの時刻の関係で2時間弱時間があり、余るとおもっていたら図書コーナーの郷土史系の本などもみていたら時間が足りないくらいでした。この後レンタカーを借りるので無料コーナーだけでもまた来ようかと思うくらいです。