明石焼と明石市立文化博物館

9月に入ってから毎週のように出かけているのですが、この週は比較的近場で明石駅付近をぶらぶらしました。

この週は台風が近づいてきていて天気が悪く、どこかに出かけようと前日計画していたのですが結論としては半日程度で気軽にいける明石に行くことにしました。片道1000円ちょっとでいけますので前から行きたかった文化博物館にいって明石焼を食べて帰ってこようと思います。

新快速に乗れば大阪から40分ほど。普通に朝食を食べてから家を出ましたが10時半頃明石駅に着きました。休日はかなり混むのでまずは予習しておいた明石焼のお店に行きます。この時間ならさすがに空いていて有名なお店でも若干待って入店できました。

明石焼

一人前が20個ということで食欲不振の身には不安に思いましたが無事に完食。美味しかったですが、最後の方はちょっとキツかったかも。その後、明石市立文化博物館に向かいます。それほど遠くなく5分程度。ただし小雨模様で天気は危ういところ。

こちらが明石の誇る観光地魚の棚商店街の入り口。地元の人はもちろん観光客もたくさん訪れ、店頭で売っている海産物の焼き物などを食べ歩くことのできる楽しいところです。今時期こんなに賑わっている商店街はすくないのでは?しかし、天気が危ういのと明石焼で満腹してしまったので、食べ歩きは泣く泣く断念。

魚の棚

明石城のお堀の脇を歩き博物館に向かうと丘の上に立派な明石市立文化博物館がそびえ立っています。少しビックリしました。左の塔はエレベーターで地元の方々が列をなして自転車とともに乗ってきます。エレベーターを上って裏の方に回ると博物館の入り口で、この手の博物館にしては来場者が多いように思います。

外観

館内は常設展で一般的な古代からの歴史の展示があります。畿内への入り口としての立地条件の展示や漁業の展示が面白い。明石はタコだけでなく、昔からタイやハマチなどもよくとれる豊富な漁場で、明石海峡の速い潮流と複雑な海底が作用してプランクトンの豊富な栄養度の高い海なのだそう。

その後、企画展「明石藩の世界Ⅹ 漁場の利用 水・耕地の利用」を見学。江戸時代の豊富な漁場やため池の水を巡る村々や集落の争いの展示で生々しくてこれは面白い。「明石藩の世界Ⅹ」とあるくらいでシリーズ化されているようなので過去の資料などもみたのですがもっと早く来るべきだったと後悔するものでした。これからもここのHPはチェックしておいた方が良さそうです。一ヶ月程度の会期で積極的に企画展が開催されていてここまで意欲的な市立博物館も珍しいのでは?来場者が多いのも頷けます。

内部

できれば有名な「明石市立天文科学館」にも脚を伸ばしたかったところですが、次回に譲ることにして駅に戻りました。気軽に訪れることができるということで、市立文化博物館の企画展が面白いときに再訪したいと思います。

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