サイコロきっぷ山陰行き:松江街歩き

サイコロきっぷで訪問した山陰ですが、ほぼ松江の街歩きで終わってしまっています。とはいえ何度でも訪れたい松江はやはりいい街です。

朝食を堪能して8時過ぎに宿を出ました。まず松江歴史館という施設でコインロッカーに荷物を預けて松江城他をまわる予定にしていました。開館は9時なのは調べておいたのですが、近くの喫茶店でも入って諸々調べようと思っていました。これは完全な見当違いで周辺にそのような施設は一切ナシ。結局重い荷物をもったままウロウロするだけで体力を消耗するばかりでした。

松江歴史館

ようやく9時になって入館します。荷物をコインロッカーに入れて見学です。前回松江に来たのは20年近く前ではなかったかと思うのですが、そのときにはなかった新しい施設です。松江の成り立ちや江戸時代の松江藩についての展示が中心で、新しい資料館だけに展示も工夫されてわかりやすいという印象でした。

その後、松江城のお堀沿いに歩いて次の目的地は小泉八雲記念館。ここは以前行って感銘を受けて何冊か小泉八雲の本を読んだ覚えがあります。今回も強い印象を受けました。西洋人でありながら日本を愛してくれた生き様にでしょうか?展示をみているといかに文才があるかがわかりうらやましいところ。教育者としても詰め込み式の教育に警鐘をならし、想像力を共に養うべきなどというのは現代にも通じることか。
ちなみに小泉八雲と言えば「怪談」なわけですが、幼少期に生活していたギリシアやアイルランドでも怖い話が大好きだったとか。日本で怪談に惹かれたのもよほど生まれつきで怖い話好きだったっのかなーと思って面白かったです。

小泉八雲記念館

前回の訪問でもこのあたりの佇まいとても好ましく思っていたので気分よく歩いて次は松江城に向かいます。「国宝松江城」と書かれていて違和感を覚えたのですが、2015年に国宝に指定されていたとのこと。前回訪問時は違ったと言うことですね。明治初期にボロボロになっていた松江城の写真に胸を痛めたものですが、守ってくれた地元の有志の方に感謝したいところ。土曜日の午前中というのに観光客もたくさんでした。

松江城

続いて隣にある興雲閣へ。明治後期に「松江市工芸品陳列所」として建築され皇室の方々の宿所として充てられるたもの建物です。前回きたときは郷土館としていろいろ展示があった覚えがあるのですが「歴史館」に役割をゆずって今はカフェや休憩所として利用されているようです。この日は暖かく趣のある建物で椅子に座ってしばらく休憩していました。

興雲閣

松江歴史館に戻って荷物を回収してバスで松江駅に向かいます。できれば米子まで戻った後、境港あたりまでいければと考えていたのですがそんな時間はなく、駅近くの居酒屋でランチをするのが精一杯でした。ぶらっと歩いて見つけた店なのですがなかなかいい店で海鮮丼1400円を頼むと下記写真の通り。宿の朝食も豪華でしたが思いがけずランチまで豪華になってしまいました。

ランチ

あとは「やくも」と新幹線を乗り継いで帰るだけです。ホテルもすごくよかっただけに二泊して出雲大社や境港にも足を伸ばせればよかったのですが残念。松江は再訪したいところのなかでも5本の指に入る街だったので今度はもっとゆっくり日程を取って来たいと思います。

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