小学校4年生で一人で福井の両親の実家に行ったのですが、
従兄弟や親戚とは遊びもせずに、
周遊券を使ってひたすら鉄道に乗っていました。
その後も数回一人で行きましたが、似たようなことをしていたはずです。
現在の北陸本線は特急と鈍行しか走っていませんが、
このころは特急、急行、快速、鈍行とバラエティ豊かでした。
当時のワイド周遊券では特急には乗れないので、
主に急行に乗って周遊券の範囲の目いっぱいの
糸魚川から敦賀まであちこちいきました。
行ったといっても駅でスタンプを押すくらいで観光等は一切していません。
本当にそのころは列車にのって
車窓を眺めているだけで充分満足だったのです。
糸魚川に行くためには福井から急行「くずりゅう」にのり、
金沢で急行「白馬・しらゆき」というディーゼル急行に乗り換えます。
夕食の時間までには帰る必要があるので、
行って帰ってくるだけで何もしていません。
ちなみに「しらゆき」は金沢発青森行きの急行で、
12時間走りとおす今となっては信じられない列車でした。
併結していた「白馬」も金沢発大糸線経由松本行きで、
いまひとつ趣旨不明な急行でした。
北陸本線だけではなく、周遊券の範囲内のローカル枝線も乗りました。
乗ったのは城端線と氷見線、
今は富山ライトレールとなっている富山港線です。
ほとんど記憶は残っていないのですが、
富山港線の電車は大都市で使い古された国電の古い型でした。
写真で残っていて何回も見たので憶えています。
今度実家に帰ったら探して見つかったらこのページに掲載しようと思います。
(文字ばかりのブログですみません…)