平成25年夏の一人旅の初日(H25/8/9)に寄った
福島市内にある古関裕而記念館を紹介します。
仙台空港から滑川温泉に行く過程で少し時間に余裕があり、寄るところを探しました。
当初は山形や米沢を経由して蔵王などいろいろ考えていたのですが、
それは翌日に回して福島経由で行くことにして見つけたのがここです。
古関裕而は昭和初期から活躍した国民的大作曲家で、
福島市出身の福島市名誉市民第1号だそうです。
名前を聞いてピンとこない人も多いと思いますが、
私自身も高校野球のテーマソングを作曲した人くらいに思っていました。
館内で作曲した数多の曲を聴くことができるのですが、
あれもこれもこの人だったの!?みたいな感じで恐れ入りました。
スポーツ関連の応援歌、特に野球が多く阪神タイガースの「♪六甲おろし~」も
巨人の「闘魂こめて」もこの人の曲なのですね。
言われて聞いてみると曲調やコード進行など似ているような気がします。
館内は愛用のオルガンや作曲していた部屋のジオラマ
楽譜の数々や直筆色紙などが展示されています。
昭和テイスト大好きな私にはポスターや
古いレコードジャケットなどがたまらんかったです。
入館は無料で閉館直前に行ったのですが、
館員のおじさんは「よくきてくれました!」見たな感じでありがたかったです。
このおじさんずっとそのあと鼻歌を歌っていて、
この作曲家の歌が本当に好きなんだなぁという感じで好印象です。
失礼ながらあまり期待していなかったのですが、
旅の初日に幸先よく気持ちのいいところをみつけることができて、
清々しい気分で館を後にしました。