関ケ原町立歴史民俗資料館

平成30年の春に訪問した関ケ原町立歴史民俗資料館について投稿します。意外と観光地化していて混雑していました。

駅から資料館まで10分足らずなのですが、あちこちに○○の陣跡というのがあり気にはなりますが行っていたらきりがありません。ただ資料館までの途中に「東首塚」なるものがありここだけ寄りました。

首塚

徳川家康は当時のこの地の領主に戦後の処理を命じて死者を丁重に弔ったとのこと。それについて「この後の太平の世の基礎となった」との記述が気になりました。

資料館

首塚から資料館まではすぐです。館内が撮影禁止なのでスマホでメモしましたが画像で残しておきたかったものも多数で残念です。

一階常設展示:関ケ原合戦
やはりメインはこれですよね。合戦の経緯や武将の展示など充実はしていましたが、何しろこちらとしても以前より与えられている情報は多く、目新しいこともなくそれほど力は入りません。中央のスクリーンでPCビデオで地図上の合戦の経緯を詳細に解説したものがあり、これは見応えがありました。とはいえ全部を見る気にもならずそこそこで先に進みました。

二階企画展:世界三大古戦場
「関ケ原」「ワーテルロー(ナポレオン戦争)」「ゲティスバーグ(アメリカ南北戦争)」が世界三大古戦場で世界古戦場サミットなるものが開催されたのだそうです。その誼かどうか知りませんが他二つの古戦場の展示がありました。
三大古戦場の基準は怪しいものですがこれは面白かったです。ワーテルローがベルギーにあることすら知りませんでしたし、南北戦争も大した知識はなかったので勉強になりました。
展示で気になったのはナポレオン時代の決闘用ペアピストルなるもの。この時代は決闘は合法だったとか。やたらと装飾されていて貴族のためのものだとか。決闘でググってもらうといろいろ出てきます気になる方はどうぞ。

二階常設展:交通の要衝関ケ原
大きな戦があるというのは交通の要衝であることも要因ということで、不破の関や壬申の乱など一般的な資料館の展示コーナーでした。交通の要衝とは関係ないのですが「玉の火薬庫」の展示が興味深かったです。旧日本陸軍の最大の火薬庫だそうで、関ケ原が選ばれた理由が諸々書かれていて、そういうものかと感心しました。

その他気になったのは春休みということで小学校高学年くらいの子連れで三組くらい来ていました。その他この手の資料館にしてはお客さんは多かったように思います。さすがといったところか。

電柱

駅への帰路で気になった電信柱。一本一本武将の紹介がされているのですが「このまち、まるごと、古戦場」とのこと。観光地としてはいいかもしれませんが、あまり住みたい場所ということにはならないのでは…

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