大谷大学博物館:椿井文書をめぐる人々

先日の土曜日に訪問した大谷大学博物館について投稿します。江戸時代後期に量産された椿井文書という偽文書とそれに関する人々の特別展を見学してきました。

この特別展は以前より訪問している関西近辺の博物館資料館で配布されていたチラシをみて行きたいと思っていたのですが、大学の博物館だけに日曜日休館でなかなか機会がありませんでしたが会期終了間際にようやく訪問できました。
そもそも大阪大谷大学がどこにあるのかは知らず勝手に京阪間くらいかと思っていたのですが富田林でした…家からだとだいぶ行きづらいところです。早めに家を出て電車を三回乗り継いで最寄りの滝谷不動駅に10時過ぎに到着。

滝谷不動駅

ここから博物館までは徒歩10分くらい。この日は天気もよくて久々に行く大学のキャンパスはとても気持ちよく感じます。その一角にある博物館も立派でキレイな建物。入館無料でだいぶ得した気分です。

入口

展示自体はそれほど量はありませんが、「椿井文書」なるものなかなか圧巻です。たとえば地域のルーツなどを人々に依頼されてそれらしく書いた偽造の文書のようなものが多いのですが、あれやこれや技術を駆使して本物のように見せつけます。さらには偽造を指摘されても罰せられないように戯れだと言い逃れる手も打ってあるとなんとも手の込んだもの。おまけに絵心まであり、絵図も大量に偽造されて近畿一円に流布されているというから驚きです。

充分堪能して来た道を引き返します。天王寺でランチを食べて家に着いたのは昼過ぎ。やたらと充実した土曜日午前でした。

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