とこなめ陶の森資料館とINAXライブミュージアム

先日少し遠出をして愛知県に常滑市に訪問しました。その際に見学した二つの資料館について投稿します。

あまり良く認識はしていなかったのですが、常滑は日本六古窯の一つに数えられその中でももっとも古く規模も大きい街です。
「とこなめ陶の森」は研究所や工房、資料館のある公共施設で、この資料館では常滑の窯業の歴史や製品、生産用具などが展示されています。

資料館外観

常滑は粘土質の露出が多く、海からも近いので輸送にも便利と好条件が重なり特に大型の焼き物の生産が盛んになったとのこと。そもそも「とこなめ」というのはなめらかな地盤という意味から転じた地名だとか。

資料館内部

大きな瓶のある入り口から展示は充実していて非常に勉強になります。二年近く前にリニューアルされたらしく館内もキレイでこれで無料とはなかなか良心的では?それにしては他に入館者はなく、ソファーなどもあるので休み休み一人でゆっくり見学しました。

続いて徒歩15分くらいのところにあるINAXライブミュージアムに訪問
便器でTOTOとシェアを二分するINAX。今は経営統合してLIXILという会社な訳ですが発祥地は常滑。上記の資料館でも学んだとおり土管などの製造から始まり、タイルや便器が主な商品となっといて、ここに企業博物館が開設されています。

INAX資料館

入場料は700円とお高めですが、市営の地味な資料館と異なり次から次へ入場者がきて混雑しています。
世界のタイル資料館や窯のある広場・資料館など7つの建屋で構成されている豪華なつくりです。体験学習などもできるようですが、すでの予約で埋まっているようでした。もともとする気はなかったですけど…

INAX便器

人が多くてすでに疲れていたということもあり展示物の見学にも今ひとつ力が入らない状態。とはいえやはり便器の展示は面白いですね。こんな便器だと出るものも出なくならないか心配。

順番もありますが、先に行った無料の陶の森資料館の方が見応えがあってよかったような気がします。ともあれ窯業について随分勉強できました。

広告


ランキング/ご支援のワンクリックをお願いします

にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ 一人旅ランキング