東京に単身赴任しているわけですが、関西に帰らなかった先日の週末に上野に行ってきました。お目当ては東京国立博物館です。まずはメインの建屋について投稿します。
本館は「日本ギャラリー」と銘打った二階建ての重厚な建物で、この建物自体が重要文化財です。順路は二階から一階のようですが、一階の「ジャンル別展示」の方が関心深いということで一階からまわりました。
彫刻、漆工などのテーマ別でしたが刀剣のところが面白かった。公立の博物館でもよく刀剣の展示はありますが、展示数が多いのと「鑑賞のポイント」や「太刀と刀の違い」といった解説が親切でいろいろ見比べて随分理解が深まりました。
こちら日光街道の絵巻物。徳川幕府が作成したものだそうで、写真の部分は宇都宮宿のあたり。
こちら伝源頼朝坐像。それまでもいくつか教科書で見た覚えのある展示物があったのですが最たるものがこれ。でもこんな顔だったかな?
ガイドマップをみて一番気になっていたのが「アイヌと琉球」の部屋衣装や建物の模型など色々面白かったのですが全部アイヌ関連でした。琉球は?と思ったのですが時期になれば展示替えするのでしょうか?
そんなこんなで一階をひとまわりしたのですが小一時間かかってしまいました。すでに少し疲れてきていて前途多難です。
二階は「日本美術の流れ」の展示。美術には疎いので他の建物のために体力を温存して流す程度にしようなどと思っていたのですが、いきなり縄文時代からはいって通史的にたどっていくものでしっかり見ざるを得ないほど面白い。やまと絵の特別展が開催されているので関連した展示品が多いようでした。
特別展開催のたびに展示物を変えているのでしょうか?それだけ収蔵品が多いということですよね。何度も来ないといけないということでしょう。