東北縦断2泊3日:青葉城と仙台市立博物館

この日は花巻大沢温泉を出発して仙台を観光して宿泊地の福島まで移動です。岩手、宮城、福島と東北縦断になりますね。

前日の大沢温泉までの行程は下記記事をご覧ください。

大沢温泉の送迎バスはこの日は他のホテルに寄らずに花巻駅まで直行で、時刻表通りでは乗れない東北本線の鈍行に間に合いそう。新花巻から新幹線で仙台まで行く予定だったのですが、急遽花巻で降りて在来線に乗換えました。

一ノ関駅

首尾よく一ノ関行きに間に合い、一ノ関からは高速バスで仙台まで行きます。前回新花巻駅で小一時間待たされた覚えがあるので、このルートを選択したのですが2000円以上安く行けます。一ノ関でも十数分の接続と絶妙だったのですが、それでも新幹線より30分ほど遅い到着になります。新幹線って高いだけあって本当に速いんですね。
仙台はもちろん何度も行ったことがある訳なのですが、市内を観光した覚えはほとんどありません。今回は青葉城と市立博物館に行く予定です。

ループル仙台

まず「るーぷる仙台」なる観光用バスで青葉城へ。土曜日の昼過ぎということでこのバスは満員。途中のバス亭では乗るのを諦める人もいました。通常20分おきなのですが、臨時で10分後に来るとアナウンスされていました。

青葉城

青葉城は山城なので坂を登って青葉城跡のバス亭で降ります。満員の乗客も9割方ここでおりました。

資料館

まずは青葉城資料展示館へ。仙台城の全貌を再現するCGシアターとかリアル散策ができる「VRゴー」など最近の技術をとりこんだ展示が多い意欲的な施設と感じました。その分入館料はお高めの770円。

資料館内部

常設展示の仙台城関連の展示だけ見学したのですが、やや貧弱で少し損した気分…

騎馬像

城跡は護国神社となっているのでお参りして、有名な伊達政宗の騎馬像を眺めて徒歩で市立博物館に向かいます。逆から徒歩で登ってくる人々がゼーハー言いながらすれ違うのですが、最初に高いところに行って降りてくるルートは正しい選択だったかも。

市博物館

仙台市立博物館はそれはそれは立派で新しい建物です。常設展示は一般的なもので、古墳時代からの仙台市の歴史なのですが、伊達政宗の活躍から明治維新までの展示が手厚くなっています。

市博物館展示

個人的に興味深かったのがいわゆる伊達騒動。山本周五郎「樅ノ木は残った」は愛読しましたので関連する資料には惹かれました。あとは戊辰戦争時の仙台藩。東北の公立博物館に行くと判官贔屓の身に沁みます。そのほか企画展や特別展示など本当に充実していて1時間ほど見学したと思いますがややクタクタです。
帰りは「国際センター」駅まで歩いて地下鉄で仙台に戻ります。福島に行く前にどこかで念願の牛タンを食べねばなりません。仙台駅に「牛たん通り」なる有名なお店が数店ならんでいるところがあり、いつも大行列をなしているのですが、16時頃という時間もありすぐ入れました。

牛タン

こちらが特切り厚焼定食です。新幹線に乗らずに節約したのでここで贅沢というところでしょうか。前歯でかみ切れるほど柔らかい肉は絶品で、この日は特にテイルスープの中の肉が美味しく感じられました。
仙台を充分堪能してこの日の宿泊場所は福島に向かいます。本当はもう少し長く仙台に滞在して宿泊までしたかったのですが、空いているホテルは2万円近くかかるので、安く泊まれる福島にしました。インバウンドの影響ですかね?大都市のビジネスホテルは最近高いという印象です。
福島まではまた高速バス。鈍行列車でいくより少し速くて少し安いくらいですが、車内でwifiも使えるし確実に座れるのはいいですね。どうしたことかこの日はバスでの移動が多かったです。

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