GW前半に愛知県の犬山に行ってきました。犬山城と資料館ひとつを訪問しました。
GW前半は奈良に帰宅でしたが、間の三日は全休というわけにはいかず東京に戻らねばなりません。とはいえ折角なので戻る日は名古屋近辺のどこかで半日コースの小さい旅に出ようと思い立ちました。
地図を眺めながら思案して結論としては犬山。名古屋からなら30分くらいですし国宝犬山城は行ったことがありません。
そんなわけでその日は昼前に奈良の家を出て「ひのとり」で名古屋に向かいます。名古屋まで近鉄に乗ったところで大して安くはならないのですが、株主優待きっぷが余っていたのでそれを費消したいという意味もあります。
名古屋からは名鉄で犬山遊園駅へ。ここから木曽川沿いを歩いて犬山城に行きます。行く手の山の上に犬山城がそびえ立っています。こうやってみるとあそこまで登るのはしんどそう。
お城に行くには犬山の城下町からがメインルートなのですが、15時過ぎというのにGWだけにかなりの人出です。そしてびっくりなことに観覧は40分待ちとのこと。彦根城などでも列ができてはいましたが、40分待ちとは想定外でした。とはいえ、もう一つ資料館に行くくらいで時間に余裕はあるので待つことにしました。
係員さんに誘導されて、城内に進みます。なにしろ最古の現存天守だけあってエレベーターなどあるはずもなくすべてが極めて急な階段のみ。混んでたことが幸いして、休み休み登ったので苦にはならず最上階へ。
こちらが天守からの眺望です。低めの手すりで、階段の順番待ち状態になったりでめまい持ちとしてはちょっと怖い…なんだかんだで1時間くらいお城にいました。資料館の入場は16時半までなのですが何とか間に合いそう。
「城とまちミュージアム/犬山市文化史料館」はすぐです。常設展示は犬山城と城下町を中心に小さいながらまとまっているという印象。犬山は江戸時代と変わらぬ町割りが残っている数少ない町だそう。企画展の「成瀬家に届いた武将の手紙」もよかったです。
「武士の家計簿」の磯田先生のように古文書をすらすら読めたら、こういう展示も楽しいだろうなーと思うのですが、多少読めても意味がわからないし本格的に勉強しないとダメですよね。こんな案配で閉館ギリギリまで見学を楽しみました。
あとは犬山駅から名古屋に戻るだけですが、こちらが城下町の街並み。食べ歩きができるお店が並んでいてい楽しそう。ただし17時頃だったのであらかたしまっていて残念でした。どこかでレンタルができるらしく着物を着た女性も多く歩いていました。
犬山城で時間を取られてゆっくり食べ歩きができなかったのは残念ですが、犬山は思った以上の観光地で人が多くてビックリでした。いつかは明治村に行きたいと思っているのでその際は立ち寄ってリベンジ食べ歩きができればと思います。東京に戻るついでの半日コースでしたが充分楽しめました。