九州に行く子供たちを見送った後、パパは18きっぷで小さな旅に出かけました。行先は紀伊田辺。新幹線の時間が早かったのはこういう下心があったからだったりして。
10時新大阪発だといける範囲は絞られますが、帰宅は遅くてもいいので今回は南のほうに目を向けました。
大阪から紀州路快速に乗り込み南方へ。和歌山駅では小一時間時間があるので駅ビルの地下にある和歌山ラーメンのお昼。豚骨鶏がら醤油系のオーソドックスながらも素直においしいラーメンで満足。
その後、鈍行二本を御坊で乗り継いで紀伊田辺には14時過ぎに到着。紀勢本線は曲がりくねっていてなかなか海が見えませんが時折見えるとこんなに綺麗。
武蔵坊弁慶のふるさとで熊野古道なども有名ですが、歩いてみて回れるものとしては南方熊楠顕彰館と田辺市立歴史民族資料館をまわることにしました。
この日は大阪は35℃に迫る酷暑の日でしたが、紀伊田辺の街を歩いていると意外と涼しいと思いました。やっぱり大都会はヒートアイランドなんですね。
10分ほどで南方熊楠顕彰館に到着、
こちらに関しては別の記事をご覧ください。
その後はまた10分ほど歩いて田辺文化交流センターへ
ここの二階にある歴史民族資料館は普通の総花的な田辺市の歴史民俗の展示でしたが、太平洋戦争後の引揚港に指定された少し南の文里港での様子や熊野本宮をあらかた呑み込んだ明治時代の大水害の記事が興味を引きました。
図書館などにもよってみたかったですが、16時過ぎ初の電車に間に合わすべく駅に向かいました。二時間ちょっと散策したわけですが、だいぶ暑かったものの楽しい街歩きでした。
あとは同じ行程を引き返すだけです。和歌山では快速が頻繁に発車するのでぜひここで夕食を食べたいところ。あれこれ彷徨いましたが体力的にちょっと苦しくなってきたので百貨店のレストランで牛タン定食和歌山らしいものと思っていたのにこれは全く意味不明。来週行く仙台で食べればいのですが…