温泉といえば露天風呂ですが浸かってのんびりしていると
少しはなれたところにいる人が突然お湯を
ピシャっとタオルで叩きました。
さらにお湯の中に頭まで沈めたりします。
こんなリラックスできる聖地でどうしたんだろうと思うと
…
プ~ンと突然耳元で羽音が
そうです。露天風呂の天敵、アブです。
ちょっとちくっとするくらいで
どうということはないのですがなんともいやな気分になります。
アブが怖くてこの季節の露天風呂に入れるか!
と、いつも思ってはいるのですが…
一人旅の主な日程がお盆あたりの自分としては
今年はアブどれだけでてくるかというのが一関心事です。
一番ひいきにしている温泉宿でも
「アブが大量発生していますのでご注意ください」などと
貼紙がされていてがっかりすることもあります。
ここではきっちり露天風呂の脇にハエたたきが用意されていて
常連のおじさんがアブ退治の薀蓄を話していたりします。
なんでもちょっとかすっただけだと気絶してお湯にういているので
そういうのは堅いところでしっかりトドメをさす必要があるとか…
タオルで飛んでいるアブをしとめた人の「どや顔」もみられます。
以前の岩手県の某温泉では
川沿いのいい露天風呂があったのですが、
極端に人が少なく皆内湯で固まっていました。
不思議に思いつつ露天に出てみると
それはそれはよってくるわでさすがに耐え切れず戻りました。
内湯にまで乱入してきていて死骸がたくさん散らかっていました。
温泉宿にとっても頭痛の種でしょう。
虫ですから時間帯によって出現度合いに差があります。
日が暮れればまず出てきません。
朝もそんなにはいなかったと思います。
やはり日中それも夕方が一番ひどいような気がします。
生態学的にはどうなんでしょう?だれか専門の方に聞きたいです。
ネットで探してみてもあまり有効な記事はなかったので
体験からくる感覚的なもので根拠はありません。
数年前、アブをひきつけるランプだったかなにかで
アブ対策ができる旨の記事を見たことがるのですが、
あの季節でもアブの心配なく露天風呂を
楽しめるようにならないものかと毎年思っています。