コロナ第7波も落ち着きを見せ活動的になっています。今度は滋賀県甲賀市内の水口と信楽を訪問しました。
水口も以前から行きたかったところなのですが、我が家からでは公共交通機関ではすこぶる行きづらいところです。未だ人混みは避けたいところなので、信楽まで車で行ってそこからローカル私鉄に乗って水口まで行くルートを選択しました。
近場の小旅行で夕方できればという用事があるので早めの6時頃家を出ました。信楽の駅前に無料の駐車場があるのは調査済みで、そこから信楽高原鉄道に乗って貴生川に向かいます。無料駐車場は信楽を観光する人々のためのもので本当にとめていいのかは疑問が残りますが、帰りに信楽の見学もするということで許してもらうことにしましょう。
貴生川からは近江鉄道で二駅の水口石橋駅までの切符を買うと昔懐かしの硬券の切符が出てきました。切符の自動販売機もなく有人窓口だけなのですが、この方がコストダウンになるという考え方なのでしょうか?
いかにもローカル私鉄の小さな駅の水口石橋駅。主たる目的地は一つ手前の水口城南駅の近くなのですが、この駅の近くにも旧東海道の史跡などがたくさんあり一駅分をぶらぶら歩きました。
この後訪問した水口城資料館と水口歴史民俗資料館については上リンク記事をご覧ください。
施設二つ堪能した後、図書館などで時間を潰してきたルートを戻ります。ところが貴生川の駅で信楽高原鉄道のホームを見ると人が列をなしています。駅には信楽高原鉄道の切符売り場がなく、まごまごしたあとホームに降りると二両編成のディーゼルカーが入線していて席はほとんどふさがっている様子。なんとか座ることはできましたがどうしたものかと思ってみるとどうやら複数の団体客が乗っているようです。
となりの人のもっている行程表のようなものがちらっと見えたのですが「ローカル鉄道に乗って…」と書かれているよう。どこのローカル私鉄も赤字に悩んでいると思うのでたくさんお客さんがいるというのは喜ばしいことです。
信楽駅に戻り駅併設の土産屋を物色したり、死者40人以上を出した正面衝突事故の展示を見たりしました。駐車場近くにある信楽焼ミュージアムを見学の後どこかで信楽焼のお皿でも買おうかと観光客向けの気軽には入れそうなところを探したのですが、「窯元…」みたいな敷居の高そうなお店ばかりでどこにも入れず帰ってしまいました。
家には15時頃着きました。限られた時間の中で充実した小さい旅ではなかったでしょうか?