赤穂市立民俗資料館

平成29年の夏に訪問した赤穂市立民俗資料館について投稿します。このような資料館は比較的規模が小さいものですが、ここはすごくたくさんの展示物で楽しいところでした。

外観

明治41年に完成した旧大蔵省塩務局の建物を使用しています。塩務局というのも謎の機関ですが昔、塩は「専売」されていたものだからですね。小さい頃は「専売公社」が健在でしたがJTの前身といっても若い人にはピンとこないことでしょう。

一階展示

受付でスリッパをはいてすぐの一階展示室です。入館料は100円でしたがJAFの会員証を見せたら80円になりました。なんか申し訳ない。

おもちゃ

入ってすぐの小部屋に玩具コーナーがあったのでまず入ってみました。ブリキのおもちゃなど定番のものもありましたが棚のの上にズゴックやらグフやら見慣れた箱が。ガンプラも昭和のおもちゃではありますね。

屋外展示

そこからすぐ屋外展示のところに出られるので先に行ってみました。

脱穀機

農耕機具等の展示がたくさんあり、ポンプや発動機などいろいろ面白かったのですが、楽しいのはこの脱穀機。基本「赤穂だから」という品はないのですが、この「義士號」とか「忠臣號」というのは赤穂ならではか。

二階展示

一階をくまなく見まわった後は二階に。こちらは戦時資料など血なまぐさいものもあります。

闇煙草

そしてまた撮ってしまいました。お気に入りの古いポスター。こちらが「闇煙草」?

ホドヂン

なんだ「ホドヂン」って?いまでいえば「タンスにゴン」かな?効力はどれだけ違うのだろう?

醤油

定番のキッコーマンの醤油。樹脂のボトルや密封ボトルとは程遠いパッケージですね。

アース

昭和12年の「アース」です。ノーマットではありませんが…「噴霧器」みたいなのが楽しい。キッコーマンと違って描かれている女性が現実感満載なのが面白い(失礼!)。殺虫剤だからかな?

先日の湯浅の銭湯跡歴史資料館や花巻の「昭和の学校」など類似した資料館はありますがはるかに規模が大きく驚きました。貨幣、娯楽、家庭用民具、食生活用具などあらゆる生活全般を網羅しているところはみたことがりません。建築自体も素晴らしく趣があり、興味深いとか勉強になるとかよりもたたずんでいた楽しい場所でした。近くにあったら仕事で疲れた時に来て癒してもらうのですが、赤穂ではちょっと遠すぎますね。

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