関ケ原の後に訪問した山あいの宿場町柏原について投稿します。小さな宿場町でしたが佇まいに癒されました。
柏原宿は中山道の宿場で周辺では比較的大きい宿場町とはいえ草津や東海道の主要な宿場町と比べれば小さな街です。駅から500mほどのところに小さな資料館があるのでそこに向かいます。
街並みは格子戸の家が多く新しい家でも景観をできるだけ守るように住民も心掛けているとのことです。暖かい春の日だったのでこういう道を歩いているだけで癒されますね。
こちらが柏原宿歴史館の外観です。大正時代に建てられた街道沿いの民家を改築したものだそう。
基本展示物は撮影禁止とのことですが、内部の概観はこんな感じ。左側で紹介ビデオが流されて、右側にジオラマの展示があります。母屋にはあと休憩所のような畳の間しかなく、いくら何でも展示物が少ないような印象でした。
そんなわけはなく、裏にある蔵にいろいろ展示がありました。奇跡的に残っていた高札や17世紀から宿場町の出来事を書き留めた「萬留帳」などいろいろ面白かったのですが、お気に入りは「薬袋」沢山の展示。個人的な趣味のようなものですが…
次男のお迎えなどいろいろありとっとと帰路についてしまいましたが、そこまで急ぐ必要もなく折角なら併設の喫茶室でゆっくりすればよかったと少し後悔です。宿場町もそれほど代わり映えのないような気がしますが、行けば癒されるので他にもいろいろ行ってみようと思いました。