平成29年夏の一人旅の九日目について投稿します。18きっぷを使う計画の一つの院内行を実行しました。結局列車に乗っている時間は長すぎではありましたがコスパ的には充分だったと思います。
以前から院内には行きたかったのですが、花巻からはかなり距離がありこの方向に行くことも少なく実現できずにいました。今年は18きっぷを使わねばならないので時刻表と格闘したところ8時過ぎの路線バスで出発すれば院内で1時間半滞在後、17時の送迎バスで戻れそうです。なかなか出来のいい計画なので大沢温泉滞在最終日に実行です。
花巻から北上にでてここから北上線で横手に向かいます。ここは一時間半あるので座れないと大ごとです。予想通り一両編成なので焦りましたが幸いドア近くに座れました。ただし出発前には立つ人もいて横手までほぼ満席でした。客が多いのはめでたいですが、このご時世予想客数はしっかりしていて二両もつなげてはくれないのでしょう。
横手からは奥羽本線です。横手では余裕がありましたが、十文字、湯沢でかなり乗ってきて立つ人多数。お盆のUターンの時期なので新庄から新幹線に乗る人が沢山いるのか、大きい荷物の人も多いです。お互いご苦労なことです。
山の中の何ももない院内の駅に昼頃到着。この先は峠で線路は勾配が続きます。この区間は本数が少なく計画のネックになりますが、戻る電車は一時間半近くあり駅併設の資料館をじっくり見るには充分な時間です。
充分堪能して花巻に戻ります。北上線はこの時間全く列車がなく、大曲、田沢湖線盛岡経由で戻ります。全然遠回りですがこのほうが一時間以上前に花巻に着くのです。
朝から何も食べていないので大曲で珍しく駅弁を買いました。乗り換え時間は少なすぎで今後どこでも食べられそうにないからですが、接続が良すぎるのも考え物です。
角館からは「こまち」に乗り換えます。18きっぷではもちろん乗れないので別途2320円払います。これに乗らないと花巻から大沢温泉まで路線バスに乗る必要がありこれが620円。実質1700円の投資ということになります。
E6系のなんかありえない立派なシートで駅弁を食べます。心なしか異様にリッチな気分。鈍行ばかりに乗っていると嫌になるのでこのような変化も重要か。
盛岡からは鈍行に戻り無事予定通り花巻着。若いころは一日中鈍行に乗っても苦にならなかったですがこの歳になるとこのくらいが限界。前日に意図的に遅く寝たので電車の中でよく寝ました。そのため比較的しんどくはなかったですね。