有休で播州三木を街歩き

先日会社で有給休暇を頂き兵庫県の三木に行ってきました。二つの資料館を見学して街歩きを楽しみました。

有休をとれる日も限られていてだいぶ前からどこに行こうか思案していたのですが、普通に会社に行く時間に家を出て夕方遅くない時間に帰れる場所のなかから三木を選びました。中世からの交通の要所で肥沃な地ではないにもかかわらず商業で栄えた街で歴史的にも面白いところです。
行きはJRで三宮まで行き、地下鉄、神戸電鉄を乗り継いでいくのですが三時間弱もかかります。まずは三木上の丸駅で下車してすぐそばにある三木城址に行きます。

三木城

三木は信長最晩年の毛利攻めの際の激戦地で秀吉が兵糧攻めで落とした城があります。街の中心部から程ない丘にある堅城で開城時に切腹した城主別所長治の辞世の句の歌碑や諸々の城の遺構があります。
長い階段を登って本丸跡に到達すると、なぜか野外でお葬式が営まれています。お経を聞きながら秀吉の攻城戦の際の陣形などの説明を読んだりしていました。

目的とする二つの博物館は城郭の中ですぐです。

金物資料館とみき歴史資料館にちてはこちらをご覧ください

後で入館した歴史資料館では休み休み見学していたので体力的にはまだ大丈夫そう。1kmほどありますが旧三木駅舎というのがあるので行ってみようと思います。城郭の北側にあるナメラ商店街は昔はとても盛んだったそうですが、この時世ではシャッターが目立ちます。とはいえ平日の昼前後で人通りはそこそこありました。
ぶらぶら歩いて「三木鉄道記念公園」に到着これは旧国鉄三木線、その後第三セクターの三木鉄道の終着駅の三木駅の跡です。三木という街は二本も鉄道が走っていたのですね。先に開通したのはこちらの駅ですが神戸、大阪の逆方向に行く鉄道で乗る人も少なかったのではないかと想像します。

公園

展示物のある旧駅舎はこの日は休館でした。覗いてみると在りし日の三木駅の写真などもあるようなのですが残念です。とはいえ廃止された鉄道の駅の跡の佇まいはなにか惹かれるものがあります。
ここからまた神戸鉄道の三木駅までは1kmほどあります。だいぶ疲れてきましたが次の電車に間に合うには少し速めに歩く必要がありそう。ところが美嚢川にかかる長い橋を渡るとどうしたことか車がひっくり返っています。事故のようで遠くから複数のサイレンが聞こえてきますが電車は一時間に二本しかないので、気にはなりますが先を急ぎました。

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