18きっぷで酷暑のなか小谷城跡巡り

またまた18きっぷでの小さい旅ネタです。また滋賀方面ですが戦国時代の浅井家の居城で知られる小谷城跡をレンタサイクルで巡ってきました。

実はこの日も家を出た段階では行き先を決めていなくて大阪駅まで出てから決断しました。これも18きっぷならではか。なにしろ新快速は速くて便利で関西発だと姫路、米原、敦賀あたりがベースとなるのでは?

河毛駅

小谷城跡に行くにはまず北陸本線の河毛駅へ。大阪から新快速に乗れば乗り換えナシで二時間弱で行けます。ゆうても126kmもありますので充分速いです。ここでレンタサイクルで目的地に向かいます。河毛駅コミュニケーションセンターなるところで借りられるのですが、係員さんのおじいさんは「レンタサイクル!」と声をかけてきてそれっぽい客はわかるのでしょう。さらに「山登らないの?」とのこと。
小谷城は山城なので麓の駐車場から本丸まで40分山登りをする必要があります。この日は酷暑でそこまでするつもりはなく最大の目的地は麓の資料館です。

入り口

酷暑ではありますが自転車で走ると気持ちいいものです。説明してもらったとおり走るといかにもというところがすぐ見つかります。谷を少し奥まで行くと小谷城戦国資料館があります。

資料館

お盆休みに入った時期でこちらもなかなかの混雑。入館料300円と聞いて入らない人もいますが…
展示室は二つに分かれていて一方は浅井家三代についてともう一方は小谷城についてでした。織田信長を裏切った後に滅ぼされたりしていますので後世の歴史書には悪く書かれることの多い浅井家ですが、朝倉氏側に寝返ったことを「結果としては失敗」など、冷静な論評がされていました。横で別のお客さんにガイドさんが説明していたのですが、浅井長政の心情などまでいい説明をしていて感心しました。だいたいこういった小規模資料館のガイドの説明はどうだろうか?というのが多いんですけどね。そのほか、地元の虎姫高校新聞の内容に感心したりと面白いことは多かったです。

ガイド館

こちらが少し離れたところにある小谷城への登山口にあるガイドステーションです。ここに車を置いて本丸まで登るのが定番ルートのよう。酷暑の中リュックをしょって登っていく人たちがそこそこいました。

ガイド館内部

内部には姉川の合戦や小谷城の解説がありましたが、資料館の復習くらいです。折角自転車もあることだしもう少し遠くまで足を伸ばしたかったところですが、風が強く向かい風になると酷暑の中ではかなり苦しくもう戻ることにします。

河毛駅内

自転車を返して電車が来るまでの待ち時間はコミュニケーションセンター内の展示を見ていました。鉄道関連の資料もなかなか面白くて退屈を感じることはありません。折角の18きっぷなのでもう少し欲張ってもよかったのですが、このくらいがほどよいかなーとも思います。長浜から木之本あたりにかけた琵琶湖東岸は自転車でも厳しいところにそのほか資料館が散在しているのでまた車で来たいと思います。

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